アイコン スーチン・ミャンマー 国連特別調査官の入国拒否 ロヒンギャ難民問題 民族浄化問題

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ミャンマーで、少数派のロヒンギャの人たちの人権状況を調べる予定だった国連の特別報告者が入国を拒否されたことを明らかにし、「何か恐ろしいことが起きているのだろうと想像せざるをえない」とミャンマー政府の対応を非難した。

国連でミャンマーの人権状況の調査を担当する特別報告者のイ・ヤンヒ氏は20日、ミャンマー政府に調査のための入国を拒否されたと明らかにした。

調査は1月に予定され、西部のラカイン州で少数派のイスラム教徒のロヒンギャの人たちが治安部隊の迫害を受けているとされる問題などについて調べることになっていた。
声明の中でイ氏は「混乱し、失望している。ラカイン州で何か恐ろしいことが起きているのだろうと想像せざるをえない」と述べ、ミャンマー政府の対応を非難した。
イ氏は2014年に特別報告者に任命されて以降6回にわたってミャンマーを訪れているが、前回の今年7月の調査のあと調査の様子が厳しく監視されたと指摘する声明を発表し、ミャンマー政府が「偏っていて不公正だ」などと反発していた。

ミャンマーでは今月12日、ロヒンギャの人たちの人道危機を取材していたロイター通信の記者2人が機密情報を入手したなどとして逮捕され、家族も面会を許されないなど人権をめぐる政府の対応に国内外から批判が強まっている。
以上、

仏教国ミャンマー、スーチン政権下、イスラム教徒のロヒンギャ民族の大弾圧、すでに難民数は、60万人超がバングラデシュへ避難しているという。ミャンマーのロヒンギャ民族は約100万人とされ、6割以上が難民となり脱出、残る40万人前後もミャンマー軍の攻撃により危機に瀕している。

ミャンマーは、周辺地にいろいろ民族が暮らし、以前からゲリラ掃討作戦として弾圧してきた歴史がある。
それをコントロールしていたのが、一帯一路戦略を前倒ししたような中国、ミャンマー政府とゲリラ双方を支援し、双方とも中国に傾倒させてきた。

今回のロヒンギャ避難民問題では、ノーベル賞平和賞受賞者のスーチンは、ナチスのユダヤ人に対する民族浄化(犠牲者500~600万人)、カンボジアのポル・ポト派による思想弾圧(犠牲者100万人以上)、ルワンダのフツ族によるツチ族排斥民族浄化(50万~100万人犠牲)に匹敵する大弾圧を講じている。

しかし、困った時の中国、スーチンさえ中国詣でを行い、弾圧の正当性の支持を取り付ける動きに徹している。
スーチンは、ロヒンギャ問題を無視することで、軍部との関係を維持し、自らが主導する政治の安定を最優先させ、西側諸国が挙って「東南アジアの女神・スーチン」に仕立てあげた女性の実像があらわとなっている。

アメリカが関与すれば、トランプが、中国習の・玉を握っており、安保理で中国は拒否権を行使することはなく、国連軍が進駐する可能性もある。
ただ、そうなったとしても中国は、すでにミャンマーに鉄道・パイプラインを敷設し、インド洋に面する港湾も拡充する一帯一路戦略に完全に取り込んでおり、安保理理事国との裏取引はある。

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[ 2017年12月21日 ]

 

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