アイコン アブダビ バラカ原発1年遅れ2兆ウォンの違約金だが・・・李明博タタキに活用も

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バラカ原発事業の受注額は186億ドル(約2兆1100億円/0.1049円現在価)。韓電はUAEの首都アブダビの西約270キロにあるバラカ地区に、出力140万キロワットクラスの新型原発4基を建設。1号機は工事が96%完了し、来年完成。2020年までに残る3基も順次完成させる予定。
ただ、1号機の完成予定時期が、今年5月から来年に延期されたことに関連し、韓国側のミスで建設が遅延したため、最大で2兆ウォン(約2100億円)の遅延補償金が発生する可能性が浮上している。
韓国政府は「(遅延の)主な理由は、原発外部の安全強化などに対するUAE側の安全・保安審査が遅れたためだ」と述べ、否定している。

韓国大統領府(青瓦台)の任鍾晳秘書室長の12月8日~12日までのUAEなど中東訪問をめぐって、韓国政府が訪問目的を明らかにしていない。

また、任室長がUAEを訪問した際に面会したムハンマド皇太子の甥ザイード・マンスールが12月19日、突然韓国にやって来て3日間滞在したが、訪韓目的は「個人的な理由」として明らかにされていない。そして任秘書室長も19日から21日まで休暇を取っていたことから憶測を呼んでいる。
 アブダビは、文大統領の原発廃止に向けた動きにしても、原発を輸入している立場として不快感を示しているという。

原発契約と同時に、アブダビ国営石油会社(ADNOC)と韓国石油公社・GSエナジーが、未開発油田3ヶ所の開発契約を締結、しかし、まだ1ヶ所しか商業開発(日産5万バレル)しておらず、残る2ヶ所は2019年になるという。原油価格しだいでは開発コストが嵩み、割高の可能性もある。当然、韓国側の開発履行は原発問題とも絡んでくる。

<アブダビが激怒>
<文大統領の李元大統領に対する恨みと李元大統領の中東訪問>

文在寅大統領は、李明博大統領時代に対する積弊清算の一環で、UAEの原発受注交渉過程で、賄賂などいかがわしいことがなかったか、当時を秘密裏に調査開始、しかし、これをUAEが知るに至り、UAE側が激怒、UAE側から「文在寅大統領が自ら来て謝罪するか、側近が来て謝罪しなければただでは置かない」(自由韓国党金院内代表)と韓国政府に通告、それに対して上述の任室長による12月8日からのアブダビ訪問となったと見られている。

(原発受注をめぐり問題があったとしても、李元大統領だけの問題ではすまなく、相手国のUAEでも問題となる。韓国政府は原発遅延の損害補償問題との関係もあり、収拾つけるのに裏でコソコソやっているのだろう)

李明博元大統領は2017年11月11日、逮捕せず夜逃げさせるのかと報道された中東バーレーン訪問。アブダビ関係者と会わなかった保証はない。その後、李明博氏自身への司法の直接攻撃は確かに減ったようだ。

文在寅大統領は、弁護士時代からの盟友・盧武鉉元大統領を、自殺に追い込んだのは李明博元大統領であるとの確信から、大統領に就任して以降、盧武鉉元大統領のカタキ討ち、李元大統領に対して政府機関および司法を総動員して積弊清算の実力行使に出ていた。
以上、
李明博は大統領現役時代、側近たちどころか実兄の国会議員まで巨額収賄で逮捕され、本人および家族も退任後の自宅購入用に公共用地を払い下げと購入資金の出所疑惑が大統領末期、取り沙汰され報道されていた。李明博はタタけば埃だらけで先も見えないくらいだろう。
 

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[ 2017年12月26日 ]

 

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