アイコン ハウステンボス失業時代 従業員半分以下に ▲65%首に ロボットに代賛

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澤田社長は3年以内に退任するという。現在66歳、69歳でバトンタッチ、それまでにその後を託す人材を育成するのだろう。
ただ、2010年1月に引き継いだハウステンボスは地域社会にあり、地域から見捨てられたら、その存在感を維持するには、東京ディズニーやUSJのような圧倒的なパフォーマンスがない限り無理。それに澤田社長がいなくなれば、大きな博打を打つ人も浪漫を追及する人も業績が先にたち身動きとれず萎縮、マスコミの取り上げも減少して打ち出しも弱くなる。カリスマというものはそういう存在感なのだ。
ロボットを人間に代賛し、いくらロボットを増加させても、見に来る客は限られよう。ましてや「変なホテル」を日本で拡散すれば、ハウステンボスの商品価値も下がる。集客力の圧倒的なパフォーマンスをロボットに求めても、中関村やシリコンバレーでもない限り、クソ田舎の地では限界がある。紙一重の可能性でもあれば別だが・・・。

ハウステンボス(佐世保市)の澤田秀雄社長は、このほど、園内でのAI(人工知能)やロボットの活用を進め、3年後をめどに運営スタッフ約1700人を約600人に削減する方針を明らかにした。
ロボットが働く「変なホテル」で培ったノウハウを生かすという。
 ハウステンボスでは現在、約400台のロボットが稼働。今後、ロボットの台数や種類を増やしていき、入場券販売の窓口業務、ホテルの予約受付、園内の案内、清掃などを自動化していく。

 2015年に開業した変なホテル(約140室)は、多言語対応のロボットが受付業務を行い、ロボットアームで荷物を預かるなど、ロボット活用による業務効率化を推進してきた。
現在、ロボットは26種類・219台に増加し、30人いた運営スタッフを5人に削減した。
 こうしたロボット活用による業務効率化のノウハウを、園内全体に広げていく。園内の運営スタッフを減らし、新規事業開発などに人材を投入していく考えだ。
 同社の広報は、「数年で実現できることではないが、ホテルも園内も最終的には完全自動化も目指している」と説明。

<「変なホテル」に集中か>
 変なホテルは、2017年3月に千葉県浦安市に2号棟をオープンし、同年8月には愛知県蒲郡市に3号棟をオープンするなど、全国で出店を加速させている。5年以内にアジア圏を中心に100棟以上の展開を目指す計画。
 11月には、変なホテル内にタブレット内の女性ロボットが接客をする無人のバー「変なバー」をオープンしたことで話題になっていた。
以上、
自らの浪漫に生きる澤田秀雄氏であるが、浪漫を共有する者が多ければ多いほど、その可能性は明るい。澤田氏はハウステンボスをロボットと心中させるようだ。
澤田氏にしても成功談ばかりではない。尖閣問題があったとしても中国誘客のためのカジノクルーズ船では失敗している。保守的かもしれないが、ハウステンボスはすべてが実験地ではない。
 

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[ 2017年12月27日 ]

 

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