アイコン 韓国経済・政治を蝕む文大統領の3大悪性腫瘍

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韓国・中央日報は次のとおり、文政権の政策を批判している。
 文在寅大統領は5月25日、初めての首席補佐官会議を開いて「3無原則」を宣言した。これ以上決まった結論がなく、発言することに地位の上下もなく、条件なしに書き取ることもないといった。
文大統領は「異見を述べるのが首席・補佐官の義務」と強調した。
だが、最近、青瓦台(大統領府)に行ってきた民主党重鎮議員は首を横に振った。
「大統領のカリスマが半端ではなかった。国会議員時代とは完全違った」と伝えた。

現政権の絶対武器は国政支持率70%。全面的に文大統領個人の能力に依存している。この重鎮議員は「誰もむやみに文大統領に苦言を言えない雰囲気」として心配した。

保守政治の分裂・壊滅の中で、文政権の将来は明るいように見える。
だが、失敗の種は成功の絶頂でまかれる。本当の敵は内部にある。
文政権内部にもいつ自身を脅かすか分からない3大悪性腫瘍がこそこそ育っている雰囲気。
 

<経済政策のがん>
1、 一つ目の悪性腫瘍は、Jノミクスの後遺症ではないかと思う。
最低賃金の引き上げ、非正規職の正規職化など所得主導の成長は諸刃の剣。
大企業は製品価額の上昇、協力会社の引き締め、工場の海外移転などで人件費負担を分散させることができる。
問題は、自営業と零細中小企業。
来年に15兆ウォン(約1兆5799億円)の人件費の追加負担を負う余力がなくなると、ほぼ新規採用を見送る動き。
弱者に向けた政策がもう一人の弱者を略奪するブーメランになった。
青年失業も同じ。ベビーブーム世代の子供である1991~96年生まれが成年になり、2017~2021年まで25~29歳の人口はさらに39万人増える(KDI推算)。

最近、全体失業者が減っても青年失業率は高騰する秘密がここに隠れている。
現政権任期の間、「雇用政府」スローガンが見せかけばかりのものになるかもしれない。
期待が大きいほど失望が大きい。
このようなJノミクスの逆襲に隠れて笑うのは自由韓国党。汝矣島研究院は「600万自営業者と青年たちの反乱が始まるだろう」としながら反射利益を期待する気配。
法人税の増税も始まる。

<反米・自主論のがん>
2、 二つ目の腫瘍は反米・自主。文政権の自主派は2つの根拠のない信頼を信仰のように敬っている。
一つは、北朝鮮が結局、核とミサイルを交渉カードを使うだろうという確信。これは「北朝鮮の核開発は自衛用」という盧武鉉元大統領の見解と一脈相通じる。
二つ目は、在韓米軍は決して撤収しないという信頼。盧元大統領の「ちょっと反米すればどう?」のような流れ。
586参謀(60年代生まれで80年代に大学生として過ごした参謀)らと自主派がこの二本柱を宝物のように考えているから、外交安保路線が「北朝鮮優先-反米」に流れるのが当然。
自主派は、中国と北朝鮮の平昌オリンピック参加にこだわり、南北首脳会談を万能の鍵のように考えている。
外交を理念と信念で押しつけた結果、北朝鮮からは「しっかりせよ」として頬を打たれ、中国からは冷遇されている。
日米から「裏切り者」扱いされるのも自業自得。
このような屈辱外交に韓国社会も徐々に疲労を訴えるようになった。

<清瓦台陣営のがん>
3、 三つ目の腫瘍は親文陣営の自閉症だということ。すでに参謀の「文飛御天歌」から不吉な兆しがちらつく。青瓦台報道官は提川事故の時「大統領の息に涙がにじみ出た」とした。
国家安保室長は訪中の時「大統領は『一人飯』をしたわけではなく、『13億の中国国民と共に朝食会』をしたわけだ」と言い張った。
互いに自ら広報をしながら「感心した」として楽しんでいる。
すでに親文の書き込みも「味付け」の水準を越えている。
味付けが行き過ぎれば、料理の味が台無しになる。
ある寄生虫博士は「親文は狂っている。治療が必要だ」として粘り強く批判されている。与党院内代表だった禹相虎議員も「民主党が高い支持率に甘んじて(書き込み部隊に)非難されるか恐れ(国民の党と)連帯をしていない」と告白した。

安熙正忠南知事まで「異見と論争を拒否してはならない」として政治生命が切れるところだった。
   政治は無菌の真空管の中では育たない。
どの政権であれ、悪性腫瘍を抜本的に取り除くことは難しい。
活発な内部討論とけん制で最大限悪性腫瘍を管理するのが生きる道。
だが、大統領選当時騒がしかった不偏不党・協力政治・疎通は蒸発し、その空席を積弊清算に走り・親文書き込み・セルフ広報のような陣営論理が占めていることが懸念される。

  最近、文在寅青瓦台に精通するというある進歩メディアのコラムが目を引いた。
「青瓦台室長や首席、秘書官は給料を受ける就職先ではない。選挙にばら撒く履歴を積む席でもない…」。
つまり、最近、青瓦台参謀が苦言を言わないという批判。
青瓦台会議の3無原則が崩れたとすれば、悪性腫瘍が大きくなり始めたことに間違いない。
韓国のように多元化された社会を閉鎖的な陣営論理で導くのは所詮無理。
以上、
最近、中央日報は一貫性がなく、ロウソク民心の火のようにフラフラしている。
 

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[ 2017年12月27日 ]

 

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