アイコン 三菱マテリアル  調査委「収益最優先・品質軽視」指摘 不正データ問題

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少々の実力と要領だけで上り詰めた自己保身のサラリーマン経営者たちが業績第一主義の採用により、当然、子会社などの社長や管理職者は受注環境悪の中で、極度の収益第一主義を採用せざるを得ず、その歪み・歪により大きな問題を生じさせるのは時間の問題であった。

三菱マテリアルの子会社が製品の検査データを改ざんしていた不正を調べている調査委員会は、シェアや収益の拡大を優先し、品質を軽視していたことが背景にあると指摘し、「製造業を営むものとして、基本的な事項がないがしろにされていた」とする報告書をまとめた。
28日公表した調査委員会の中間報告によると、子会社3社のうち、

「三菱伸銅」では、遅くとも2001年から銅製品の検査データを改ざんする不正が始まっていたとしていた。
そのうえで、シェアや収益の拡大を優先し、製品の品質を軽視していたことが背景にあるとして、「製造業を営むものとして、基本的な事項がないがしろにされていた」と厳しく指摘している。

ゴム製品のデータを改ざんしていた「三菱電線工業」については、基準を満たしていなくても、合格品として扱う値を記したリストがあったとしている。
また、三菱電線の村田博昭前社長は、事業本部長を務めていた平成25年当時、材料の配合に問題があることを別の社員から聞き、データの書き換えが行われていた可能性を認識していたと話しているという。
さらに、不正の発覚後も製品を出荷していたことについては、村田前社長が、会社の破綻につながると考え、「ソフトランディング」の解決を目指していたと指摘した。
以上、
中間報告書
http://www.mmc.co.jp/

経営者たちがトカゲの尻尾を切っても、経営陣自らが脳味噌を変えない限り、三菱自動車のように不正は何回でも生じ、消滅させていく。1度あることは2度あり3度ある。

巨艦三菱丸は金融・商社・不動産を残し、自ら解体へ動いているようだ。
度重なる不正の三菱自動車は、日産の救済ですでに三菱は名前だけになっている。
三菱重工も祖業の造船事業で大損害の2客船、2つ折れの巨大コンテナ船事件など引き起こし事業分離、受注額に糸目を付けない親方日の丸の巡視船や軍艦・潜水艦など造船を残し、解体へ駒を進めている。
そして、三菱マテリアルまでもが・・・。

 グローバル化の美名の下に、売国奴竹中平蔵が導入させた新自由主義ハゲタカ経済に翻弄される日本のサラリーマン経営者たちの実像が三菱マテリアルに垣間見ることができよう。

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[ 2017年12月28日 ]

 

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