アイコン トキワ印刷(株)ほか後藤グループ計5社/会社更生法申請 負債額約120億円 倒産

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大正時代創業のトキワ印刷(株)(福島県須賀川市森宿字ヒジリ田50、代表:後藤裕)とグループ企業で用紙販売の後藤商事(株)(福島県須賀川市森宿字御膳田39-8、代表:同)、同じく用紙販売の(株)後藤本社(東京都港区赤坂2-16-3、代表:後藤文子)、絵葉書等販売の (株)ピーアイシー(東京都港区赤坂2-16-3、代表:後藤文子)および婦人服輸入販売の ユートレーディング(株)(東京都港区赤坂2-16-5、代表:後藤裕)の5社は12月22日、申請処理を奥野善彦弁護士(電話03-3274-3805)ほかに一任して、東京地方裁判所へ会社更生法の適用申請し、保全管理命令が下りた。保全管理人には、小畑英一弁護士(電話03-6206-1310)が選任されている。

負債額は、

トキワ印刷が約98億円、

後藤商事が約6億円、

後藤本社が約7億円、                                                                          

ピーアイシーが約5億円、

ユートレーディングが約3億円

の計約120億円(負債額はグループ間で重複している分もある)。

 

トキワ印刷は大正3年創業の印刷会社。郵政省の郵便葉書印刷の指定工場で、戦前の逓信省時代から製造している。しかし、時代は年賀状を除き、葉書がメールに変わり、コピー機やインターネットの普及で印刷物全般が大幅減少、以前は50億円あまりの売上高があったものが、平成29年3月期には33億円台まで減少して赤字が続き、債務超過に、過去の設備投資にかかわる借り入れ負担も大きく資金繰りを圧迫、今回の申請に至った。

ほかのグループ企業4社は母体のトキワ印刷に連鎖した。

 

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[ 2017年12月25日 ]

 

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