＜親中・親北、米国離れを推進する韓国の文政権＞

２０１７年５月９日、文在寅、韓国民の総意として大統領に当選。

親中・親北政権、北核（実質）容認政権、慰安婦象を設置推進の反日政権誕生

９月２７日、文正仁大統領統一・外交・安保特別補佐官が、「（米国が朝鮮半島で戦争を起こすなら）米韓同盟は破棄する」。それがロウソク民心の総意であり、文大統領に代わっての発言だとした。

１０月３１日、中韓協議で、韓国政府は３不ＮＯの宣言

１２月１４日、文大統領訪中で中韓４宣言

１２月２８日、文大統領の積弊清算委員会は、朴前大統領が（２０１６年１月６日の４回目の核実験を受け行った）２０１６年２月１０日の開城工業団地の閉鎖は、政治的な誤りだったと指摘（政権統一部）した。

１２月２８日は慰安婦合意２周年の日、文大統領が意図して作った慰安婦合意の検証委員会（ＴＦ）が２６日報告書を提出、文大統領は２８日「慰安婦合意」について見直すことを示唆した。

１２月２８日、２９日、韓国政府は、慰安婦合意の見直しを先取りする形で１１月に決定させた日本を仮想敵国とした竹島防衛軍事演習を敢行した。

１月１日に発表された韓国における文大統領の支持率は６８．５％だ（世論調査のリアルメーター発表分）。

韓国のこうした従北への加速を受け、今回の北朝鮮の動きとなっている。

＜着々と進める米国離れ、米韓同盟破棄＞

３不ＮＯ（10月1日の中韓協議で表明）

１、米国のミサイル防衛システムに加わらない

２、ＴＨＡＡＤ追加配備は検討しない

３、韓日米軍事同盟に発展しない

中韓４原則合意（文訪中１２月１４日）

• 韓半島戦争は絶対不用
• 韓半島非核化原則を堅持
• 北核問題は対話・交渉で平和的解決
• 南北関係改善は韓半島問題解決に寄与

以上、

韓国軍は米軍から戦時作戦統制権を２０１９年までに返還を受ける。結果、米軍は戦時作戦時には韓国軍の指揮権下に入ることになる。

米軍は歴史上、他国の指揮権下に入ったことはなく、実質傘下に入ることはなく、その軋轢から撤退する可能性がある。

米国がまだ、自由主義と社会主義の力が拮抗する朝鮮半島と位置付けるならば、韓国から撤退はないだろうが、米中でコントロールが効くと判断すれば、韓国からの撤退はありうる。

ただ、韓国に売りつけた最新兵器の技術は中国へ全部わたることになる。その技術に対する対抗技術を中国側が完成させれば、中国軍の兵器が一挙に米軍装備と同格にもなり、米軍の優位性は一挙に崩れることになる。

中国がＴＨＡＡＤ配備に付き、要求している事項は次の４要求

１、星州のTHAAD敷地の現地調査、

２、技術的説明、

３、THAADレーダーの性能を落とす技術的措置

４、THAADのXバンドレーダーの中国方向への遮断壁設置、常駐監視

すべては５百年もの長い間、中国の冊封国として包容された李王朝時代に形成された韓国人の民族的な気質と高度経済成長にバブル化した民族意識に起因している。

韓国の現在の自由は、韓国民が勝ち取ったものだと大きな誤解と錯覚している。

ただ、韓国が米国離れを加速すれば、北朝鮮の米国に対する核ミサイルの脅威は何ら変わらず、米国が北朝鮮を直接攻撃することに躊躇（北朝鮮の攻撃による韓国への膨大な被害）することがなくなる。

過去、イラクでは、大量破壊兵器所有のガセネタでも戦争をおっぱじめ、イラクを破壊し尽くした国でもある。