アイコン 炎上タンカー沈没 南東へ漂流 奄美西方沖315キロで沈没 心配される海洋汚染

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6日夜、東シナ海で、イランから韓国へ向かっていた13.6万トンタンカーと米国から広州へ向かっていた貨物船の穀物輸送船が衝突事故を起こし、タンカーが爆発炎上したあと、日本の排他的経済水域を炎上しながら漂流していたタンカーが14日午後5時20分ごろには鹿児島県奄美大島の西およそ315キロ付近の海上で、船体が横倒しになった状態で炎上しているのが確認され、午後5時45分ころ沈没したと中国側から連絡があったという。

第10管区海上保安本部は乗組員の救助に向かうとともに、積み荷の原油が流出したおそれがあるとして警戒に当たっている。

衝突地点は上海・揚江河口から300キロ地点、上海から奄美まで約800キロ、タンカーは衝突地点から潮流に乗り、炎上しながら東南東へ約200キロ移動したことになる。

燃えやすい超軽質原油を運んでいたタンカーには32人が乗船、3人が遺体で発見され、29人は不明のまま。一方、貨物船は、船体も乗組員も全員無事。

タンカーには13.6万トンの原油を積んでおり、燃え尽きるまでには1ヶ月ほどかかるのではとの専門家の見方がなされていた。8日間で沈没したことから、今後燃え残った大量の原油が漂流し、潮流しだいでは広範囲で汚染被害が出るおそれがある。

<気象庁の日別潮流情報>
気象庁の潮流日報によるとタンカーが東南東へ漂流したのは合点がいかないが、沖縄トラフあたりから北上する可能性が高い。
http://www.data.jma.go.jp/kaiyou/data/db/kaikyo/daily/current_HQ.html

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[ 2018年1月15日 ]

 

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