平昌五輪後を見据え始めた文在寅 米韓軍事演習も北のミサイル実験も今後とも続く
韓国の文在寅大統領は22日、首席秘書官・補佐官会議で、
「現在の(南北)対話ムードがいつまで続くか、誰も楽観できない状況だ」とし、
「平昌五輪のおかげで奇跡のように生まれた対話の機会を、平昌以降に生かしていく知恵と努力が必要だ」。
「もし、それだけで終われば、その後にわれわれが経験することになる外交・安全保障上の困難は計り知れず、再び対話の契機を作るのは簡単ではない」と指摘。
「南北対話を、米朝対話につなげて、多方面の対話に発展させてこそ、北の核問題を平和的に解決して、朝鮮半島の平和と繁栄を持続させることができる」と述べた。
以上、
北朝鮮が韓国に差し伸べた「奇跡」に、韓国文政権は諸手を上げ大喜び、浮き足立つ政権のスタッフや閣僚らを文在寅は諌めたものとも受け止められる。
平昌冬季五輪後=3月19日以降には、すぐに「キーリゾルブ」と「フォールイーグル」という一昨年、昨年と韓国軍30万人を動員した米韓大軍事演習が待っている。
北朝鮮は米韓の大合同軍事演習を一番嫌っており、平昌後の韓国に対する対応を、米韓大演習に対する韓国の対応により、決定するものと見られる。
韓国文政権にとって、今回の「キーリゾルブ」が、今後とも友好的に北朝鮮と付き合えるかどうかの試金石にもなる。(韓国政府は1月18日、米原潜の釜山入港を拒否している)
北朝鮮が、平昌冬季五輪を国内外に向けたプロパガンダだけに利用する意図だったならば、当然、米韓大軍事演習において、南北の蜜月は3ヶ月持たずして破綻する可能性がある。
もっとも北朝鮮金が米トランプより賢いならば、韓国に「核廃棄」の発言を封印させたまま、南北対話を継続させ、離散家族の(北朝鮮の)金剛山での交流事業などを行いつつ、裏で韓国から巨額統一用積立金の銭を毟り取り続ける可能性もある。(文政権は政権交代後に残高不足露見覚悟で行うだろう。使途不明の機密費を充当する可能性もある)
(米軍は配備のロナルド・レーガンのほかに最新兵器を搭載した空母(1空母60~80機戦闘機搭載)を再び朝鮮半島に向かわせている可能性もあり、グアムには実戦に長けたB52を派遣、佐世保にはF35B搭載の巨大揚陸艦ワスプの配備完了、米軍の海兵隊・空軍・海軍の日本におけるF35の配備は35機前後に達する。・・・こうした動きを空振り三振にするには、北は人工衛星も含めて実験しないことだけ。しかし、記念日がそれを許してくれるかどうか・・・)
<北朝鮮の記念日>
北朝鮮は記念日の前後にミサイル発射実験、人工衛星発射(2月7日)、核実験を行ってきた経緯がある。
茶番が好きな金、オリンピック期間中に、(平和な?)人工衛星打ち上げの可能性も捨て切れない(年末ロシアメディアが昨年12月にでも打ち上げる可能性を報じていた)。
北朝鮮の記念日
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名称
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備考
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連休
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1月1日
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(正月)
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2月8日
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朝鮮人民軍創建記念日
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2018年70周年記念の軍事パレード計画・見学ツアー募集中
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2月9日~
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(平昌冬季五輪開会式)
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25日まで、パラ3月9日~18日
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2月16日
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光明星節
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金正日誕生日
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二連休
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旧正月2月16日
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(旧正月)
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太陰太陽暦の1月1日(西暦日変動)
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三連休
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4月15日
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太陽節
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金日成誕生日
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二連休
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4月25日
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建軍節
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朝鮮人民軍創建記念日。金日成が満州で抗日遊撃隊を組織した1932年4月25日。
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7月27日
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祖国解放戦争勝利記念日
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朝鮮戦争が休戦した日。北朝鮮ではアメリカ帝国主義に「勝利」したとする日。
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8月15日
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祖国解放記念日
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日本による植民地支配が終結した日。韓国では光復節と呼称。
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8月25日
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先軍節
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金正日総書記が先軍政治を始めた日
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9月9日
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建国記念日
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1948年に北朝鮮が建国された日。
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旧暦8月15日
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(ハンガウィ)
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日本の十五夜に相当
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三連休
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10月10日
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朝鮮労働党創建記念日
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北朝鮮の政党の朝鮮労働党が1945年に創立された日。
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