アイコン 平昌冬季五輪の前夜祭は北の軍事パレードだった 5万人動員

韓国政府筋によると、北朝鮮が急遽、南の平昌冬季五輪前日の2月8日に定めた「建軍節(朝鮮人民軍創建日)」で、軍事パレード(閲兵式)の準備に約5万人を投入しているという。
各種弾道ミサイルのパレードや北が特に得意とする「カードセクション」と呼ばれる人文字のイベントに重点を置くものとみられるという。
なお、前夜祭は南北共同して北の金剛山で行われるとされたが、五輪主催の江原道が猛反発、平昌でも開催されることが決定している。
北は盛り上がらない南の平昌五輪に活を入れるべく、五輪参加や軍事パレードを開催する。

女性アイスホッケー南北合同チームと日本戦はチケットが、北の参加により珍しく完売している。
平昌五輪の入場チケットは販売不振が続き、支援でソウル市など自治体や金融機関・大手企業などによる大量購入が際立っている。それもほとんどが低所得層に配布されるという。低所得者層にはKTXなどの交通チケットも付けなければ、現地に足を運ばない恐れが指摘されている、ノーショー。

スポンサード リンク

安倍首相は勇気を出して五輪の開会式に出席するが、安倍首相以外の大もの首脳はフランスのマクロン大統領くらい。フランスは当初、米と北との緊張に、平昌に選手派遣を見送る可能性を発表し、韓国政府を大慌てさせた。そのための償いがあるものと見られる。

平昌五輪は政治的な問題が重なり、企業のスポンサー契約もままならず、予算不足が続き、組織委員長が辞任、工事も遅れに遅れた。2代目に大韓航空会長が就任し、スポンサーも決定させ、急ピッチで工事を進捗させた。しかし、一昨年6月、朴大統領の巫女・崔順実に楯突き、推薦の工事業者を五輪工事に入れなかったことから更迭され、それ以後、官僚OBが組織委員長に就任していた。その後も開会式イベントの企画運営をめぐり、演出家が辞任するなどトラブルが続いた。
それでも、施設も間に合い、KTXも開通させ、すべての体面は形作られた。韓国の底力といえばそうだろうが、ソチでもリオでもそうであった。
今の韓国で文大統領の人気が高いのは、政策内容はまったく異なるものの、安倍首相と同様に、歯切れのよいリーダーシップにあるのかもしれない。

スポンサード リンク
[ 2018年1月29日 ]

 

関連記事

 

 

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産