アイコン 富士フイルム 米ゼロックスを買収 富士ゼロックスと統合へ

富士ゼロックスは、内外で1万人削減すると発表している。昨年ニュージーランド販売子会社が巨額不正計上事件を起こしていた。

富士フイルムホールディングスは、米「ゼロックス」を買収して、子会社の富士ゼロックスと経営統合させることで合意したと発表した。
デジタル化が進む中、主力のコピー機などの販売は伸び悩んでいて、富士ゼロックスは国内外で1万人の人員削減に踏み切り、経営の効率化を進める方針。

発表によると、富士フイルムHは、米「ゼロックス」の過半数の株式を取得し買収する。そのうえで子会社の富士ゼロックスと経営統合させて新会社をつくり、傘下に収めることで合意したとしている。
会社側によると、経営統合で誕生する新会社の売り上げは、日本円で2兆円を超え、世界最大規模の情報機器メーカーになるという。

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富士ゼロックスの主力のコピー機や複合機は、デジタル化やペーパーレス化によって販売が伸び悩んでいて、会社側は経営統合によって規模を拡大し、競争力を強化するとしている。

これに加えて、富士ゼロックスは、経営の効率化を進めるため、今後、営業体制の再編や生産拠点の統廃合を進め、国内外で1万人の人員削減に踏み切る方針。

富士フイルムホールディングスは、先進国市場は、成熟していると言われるが、新興国市場は今後の伸びが予想され、コピーの分野も十分伸ばす余地はあると述べた。
以上、
衰退産業にしがみつくと、目先は見えても、先が見えなくなるおそれがある。
 

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[ 2018年2月 1日 ]

 

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