アイコン AH64攻撃ヘリ「アパッチ」墜落 陸自(佐賀)目達原基地所属機

佐賀県神埼市で5日午後4時40分ごろ、近くの目達原基地所属の陸上自衛隊「AH64」攻撃ヘリコプター(通称:アパッチ)が民家に墜落し、隊員1人が死亡し、1人が不明になっている墜落事故。
現場にいた女児は間一髪で逃げ延びたが、逃げる途中、ひざに軽傷を負った。
機体は上空で制御を失い、機首から落下したという。

民家には4人家族、両親と長男は留守、女児だけがいた。また、敷地内の離れには祖母が暮らしており、女児は祖母のところへ逃げ、そこからまた2人は避難した。

捜査関係者は「逃げるのが少しでも遅れていたら、命も危なかった」と漏らした。

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墜落の瞬間は複数の人々が目撃していた。

近くに住む会社員の馬場さん(69)は墜落から数分後、現場の約30メートル手前まで近づいた。「白い煙の中、民家の屋根から機体の尾部が見え、まるで突き刺さったようだった。その後、2階から炎が上がった」と振り返る。間もなく駆けつけた多数の消防車両。放水作業が続く住宅地一帯には焦げた臭いが立ち込めた。

墜落現場から南西へ約500メートルの場所にあるJAさが神埼地区千代田支所で勤務していた男性職員(43)は最初「ガラガラガラ」という異常音を聞いた。
 「何の音だ?」。慌てて職場の窓の外を見ると、北東の上空に黒っぽいヘリコプターが見えたが、回転翼が回っていないようだった。直後に機体は真下へと一直線に落下し、黒い煙が上がった。「まさか、こんな近くにヘリが落ちるなんて……」
 
近隣の女性は、現場から約1キロの地点を散歩中、低空を飛ぶヘリを目にした。「回転翼のような板状の部品が脱落し、直後に機体が真下に墜落した」と証言している。
以上、報道参照

墜落したのは住宅の一角、周囲には田畑もあり、住宅地墜落の回避行動も取れるが、ローター(回転翼)が外れ、パイロットは何もできなかったと推定されている。また、空中で爆発した可能性も目撃証言からある。それを裏付けるように近隣数百メートル圏内の至る所に部材が落下している。
パイロットも緊急脱出装置があったろうが、何もできないほど、短時間で飛行不能、墜落したものと見られる。
飛行機であれ、ヘリコプターであれ、人工物の飛行物体は墜落リスクがある。それを0に近づける努力は民用でも軍用でも日々なされている。

今回のアパッチの墜落は、整備後の整備飛行だったという。元々何か異常があり整備していたのか、定期的な整備かでも異なるが整備との関係は拭い去れない。
  
なお、今では、こうした住宅地の一角に目達原基地があり、防衛省はオスプレイの今後の配置もあり、佐賀空港(筑後川最河口)に移転させる計画を有している。
佐賀県議会・佐賀市議会は、豊富な補助金が国からもたらされ大規模工事も伴うことから、オスプレイ配備含む基地移転を可決しているが、有明海の漁業組合が、諫早湾の開門問題もあり反対している(佐賀空港開港時に漁業組合との契約で基地にしない条項が含まれている)。
佐賀空港には、中国南方航空の定期便があることから、基地を移転した場合、通信情報が中国側に筒抜けになる可能性もある。
基地移転には、もっと北朝鮮の核の恐怖と北朝鮮との戦争の恐怖を煽り続ける必要があるのだろう。

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[ 2018年2月 6日 ]

 

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