アイコン トランプ・ロシアゲート事件 ナンバーグ元幹部召喚も拒否される/マラー特別検察官

 

 

ロシアの米大統領選介入疑惑を捜査するマラー特別検察官がトランプ陣営の元幹部、サム・ナンバーグ氏に召喚状を出したのに対し、同氏は5日、召喚に応じない構えを示した。

マラー氏はナンバーグ氏に連邦大陪審での証言を求める召喚状を出したが、ナンバーグ氏はCNNとのインタビューで「どうして私が行かなければならないのだ。どうして、何のために」と強い反発を示した。

ナンバーグ氏はさらに、マラー氏らの捜査について「ドナルド・トランプのせいだ。かれが大ばか者だからだ」「私は協力しない。逮捕したいなら逮捕しろ」などと発言した。ナンバーグ氏はトランプ陣営の幹部だったが、フェイスブックへの人種差別的な投稿が明るみに出て、2015年8月に解雇された。

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5日のインタビューでは、トランプ氏との間に、今もわだかまりがあることを認めながらも、召喚を拒否するのは同氏を守るためではないと強調した。

同氏は一方で、トランプ氏は「何もしていない」と擁護したが、別のインタビューでは、立場を一転させ、マラー氏らが、トランプ氏について「何かをつかんでいる」との見方を示した。

サンダース大統領報道官は5日、ナンバーグ氏が、ホワイトハウス内部の人物ではなく、何も知らないことは明らかだと強調。同氏が召喚状を拒否することについても、外部の人が何をするべきかに立ち入るつもりはないと述べた。
以上、CNN参照

米共和党の大統領候補予備選は2016年2月にありトランプが指名された。その1年以上前から予備選の選挙戦に入っていた。
大統領選挙は2016年11月8日に実施されトランプが勝利、2017年1月20日トランプが大統領に就任した。

ということで、トランプ陣営はナンバーグ氏を首にした2015年8月時点では完全に選挙戦に突入していた。

トランプ陣営では、すでにロシアとの関係が、水面下で動いていたものと見られる。そうしたことから、マラー特別検察官(元FBI長官)が召喚したものと見られる。

中間選挙対策の業界要望受け入れての鉄鋼関税、今後もこうした動きが激しくなると見られる。中間選挙で共和党が敗退すれば、トランプの新規の政策はほとんど実現できなくなり、レイムダックに陥ることになる。回避するためには、票につながる政策を打ち出し続けるしかない。世論調査でそれでもダメのようなら、北朝鮮攻撃で、国民に対して共和党支持を強引に希求するものと見られる。過去の共和党政権は戦争することで支持率を上昇させている。
 

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[ 2018年3月 6日 ]

 

 

 

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