アイコン 鉄鋼232条関税の元凶 ペンシルバニア選挙 民主が勝利宣言

 

 

トランプが大統領選挙でクリントンに20%あまりの大差をつけ勝利したペンシルバニア州、下院の補欠選挙が行われ、33歳の民主党候補が勝利宣言をなした。
トランプは共和党候補の圧勝と見ていたが、接戦の世論調査もあり、同州の主要産業である鉄鋼において、通商拡大法232条を適用して関税を賦課することほ決定、共和党候補を支援していた。

米東部ペンシルベニア州の第18選挙区で行われた連邦下院補欠選挙が13日投開票され、民主党のコナー・ラム候補が勝利を宣言したが、大接戦の展開で公式発表はまだなく、共和党候補は敗北を認めていない。補欠選は11月の中間選挙の前哨戦と位置付けられていた。

ラム氏は「予想よりも長く時間がかかったが、われわれは勝利した」と支持者を前に語った。
しかし、公式結果では、開票率100%の段階で、共和党のリック・サッコーン候補に対するラム候補の得票率のリードはほんのわずかにとどまっている。

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選管当局者は数千に及ぶ不在者投票の開票を始めたが、ラム候補は公式発表やテレビの当確発表を待たずに勝利を宣言した。

ラム候補の陣営の関係筋は不在者投票について、ラム候補が400票以上の差をつけて勝利したことを示すと予想していると述べたが、サッコーン候補はまだ敗北を認めていない。

サッコーン候補はラム候補の勝利宣言前、「われわれはまだ戦っている。まだ終わっていない。終わりまで私は決してあきらめない」と述べた。
 以上、

トランプがアメリカ中で嫌われ、11月の中間選挙で下院議員選挙と1/3の上院選挙が行われるが、ペンシルバニアで負けた場合、民主党に雪崩減少が生じる可能性があり、共和党の下院議員たちも、トランプ離れを加速させる可能性も高い。
232条関税にしても、共和党の重鎮議員が反対を表明、トランプの経済顧問トップであるコーン米国家経済会議(NEC)委員長が辞任を表明するなど、また昨日はティラーソンまで会いもせずツイッターだけで首にし、残るは訳のわからないイエスマンばかりとなり、ホワイトハウスの政策中枢が崩壊の危機に瀕している。
トランプ政権は長く持たないかもしれない。
 

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[ 2018年3月14日 ]

 

 

 

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