アイコン 文大統領に無視される韓国外交部康京和長官

 

 

事の経緯は、昨年12月の文大統領の国賓中国訪問にある。事前に中国を訪問て李克強首相と打ち合わせた康京和長官。

ところが、蓋を開ければ、習主席は南京大虐殺のイベント出席のため北京不在、李克強首相は北京にいたが無視、次官までも出迎えず、次官補が出迎える始末、首脳会談では、10月末の3不表明に続き4ヶ状の共同宣言を行ったものの、3泊4日の国賓訪中のはずが、その後は高官の誰も相手にせず、夫婦で食事する場面まで捉えられ、事前交渉に当たった康京和長官の責任問題が青瓦台内部で燃え上がっていたことは疑いようもない。

特に格式にこだわる韓国社会、青瓦台も当然格式の塊でもある。(安倍首相と謁見するだけでも良しとするところを、椅子が首相より小さいの柄が違うなど些細なことばかりに目をやる国民性も異常)
(今回、北朝鮮への特使団の団長だった鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長は、文大統領の訪中時の随行員として同行していたが、訪中期間中にカップヌードルを食べている姿がSNSに拡散されていた)

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しかし、康京和長官は国連に長い間勤務し人権を担当、反日の慰安婦問題ばかりを国連で取り上げさせ、日本に対する国連勧告を何回も出させてきた御仁、その論考褒章として文大統領から外務長官に抜擢されたものの外交経験0、当然、外交部の上層部スタッフも文政権になり入れ替えており、大統領の訪中の段取りや中国高官たちとの細かなスケジュール調整など力不足もはなはだしい結果に終わった。

その結果、大統領が訪中したにもかかわらず、貿易制裁はほとんど解除されず、大統領は中国へ何しに行ったのかという問題を投げかけてしまう始末。

こうした結果はすべて康京和長官や外交部スタッフの経験不足から生じたもので、青瓦台の面子は丸潰れとなった。
 
そして、今年はじめ、北・金正恩による平昌五輪参加表明から、北朝鮮への大統領特使派遣、金正恩のトランプに対しての親書受領、特使訪米にいたるまで、外交部はすべて蚊帳の外に置かれている。

元々、康京和外交部長官と女性家族部鄭鉉栢長官(学者)の二人の女性閣僚は、まったくの政治素人、唯一共通しているのは反日・慰安婦問題を取り上げ続けてきた人物ということだけ。
鄭鉉栢長官にしても国連会議では、議題と関係ない部分まで長時間にわたり資料の棒読み、怒った委員から途中で棒読みを停止させられる醜態を晒け出している。

北朝鮮の核問題解決に向けた韓国・北朝鮮・米国、北東アジアの外交戦が緊迫した空気で進んでいるが、担当官庁である韓国外交部は何の役割も果たしていない。 
北朝鮮や米国への特使団に外交部関係者は一人も含まれなかった。米国への特使団がトランプ米大統領と会い、米朝首脳会談を発表した際、康長官は東南アジアを歴訪していた。
 青瓦台が外交部の№2を補強して再度前面に押し出さない限り、外交部はそのまま外交の重要案件から外され、蚊帳の外に置かれたままの状態が続くものと見られる。

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[ 2018年3月16日 ]

 

 

 

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