アイコン NAND価格上昇か サムスン最新工場で停電騒ぎ 平沢工場

 

 

2010年12月、東芝の四日市工場で、送電線の開閉器がショートし0.07秒間の電圧低下が生じてクリーンルームが停止、東芝に100億円の損害が発生した。

サムスン電子が平沢半導体工場の停電事故で約500億ウォン(約50億円)の損失が生じたことが分かったと報じられている。
世界NAND型フラッシュメモリーの月間供給量の4%に相当する物量が消え、NAND現物市場価格にも少なくない影響が予想される。

サムスン電子の今回の事故は、安定的な電力管理を最優先とする半導体業界で極めて異例の「惨事」。
世界のライバル企業も「世界最高の半導体事業場であり得ない事故」という反応を見せている。
世界最高の競争力を誇るサムスン電子の半導体ラインに深刻な問題が生じたのではという懸念も出ている。

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半導体業界によると、3月9日にサムスン電子平沢工場で発生した停電事故を受け、300ミリウェハーを基準に3万~6万枚の3次元(3D)NAND生産過程で損失が生じたという。

6万枚は平沢工場の月間生産量の3分の2規模であり、サムスン電子全体の月間3D NAND生産量の20%水準。
昨年9月に稼働を始めた最新の平沢工場は、サムスン電子のNANDのうち最も付加価値が高い64段3D製品を生産している。
売上高に換算した被害額は、数千億ウォン台と伝えられているが、会社側は「500億ウォン前後」と明らかにした。

平沢工場は9日午前11時30分に突然40分間停電した。
当初は、非常発電機の稼働を通じて被害はないと伝えられたが、実際、非常電力の供給時間は15~20分にすぎなかった。少なくとも20分間は電力の供給が完全に中断し、クリーンルームの清浄真空状態を維持できなかった。
このためラインにあった製品を失うことになった。半導体に薄い膜をかぶせる蒸着工程に入っていた製品もそのまま固まって使用できなくなったという。
以上、

価格が上がりそう。
 

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[ 2018年3月16日 ]

 

 

 

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