アイコン 鬼界カルデラの薩摩硫黄島 火山性地震 火映現象も

 

 

気象庁によると、鹿児島市から南へ90キロほど離れた薩摩硫黄島で、19日午前3時ごろから振幅の小さな火山性地震が増加し、午前11時半までに51回観測されている。

また、今月16日には、地下の熱水やガスの動きを示すと考えられる火山性微動が1回観測されたほか、監視カメラでは2月以降、高温の火山ガスなどが雲に映って赤く見える火映現象が時折、観測されているという。

気象庁は、19日昼前、噴火警戒レベル2の火口周辺警報を発表し、小規模な噴火が発生するおそれがあるとして、火口からおおむね1キロの範囲で大きな噴石に警戒するよう呼びかけている。

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硫黄港の正面に高さ80mの溶岩絶壁があり、その東縁が鬼界カルデラのカルデラ壁と考えられている。
硫黄島は、硫黄港から矢筈岳山体の南東側、平家の城を経て、竹島に至る東西20km、南北17kmの鬼界カルデラの北西縁に位置している。
7300年前鬼界カルデラの大爆発での鬼界アカホヤ火山灰は、近畿20センチの火山灰、関東まで火山灰の痕跡が残っている。

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[ 2018年3月19日 ]

 

 

 

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