アイコン 自動運転試験走行のメッカ米アリゾナ州 ウーバーに今後認めず

 

 

自動運転車の開発がしのぎを削っているが、現在の試験走行車には運転補助員が必ず搭乗しているものの、ウーバーの事故では運転補助員がまったく気付かなかったと言い、よそ見していたようだ。それも夜間走行のテスト中だった。

ただ、夜間であっても搭載しているはずのレーザーレーダーでは200メートルの範囲を分析でき、自動車が自動対応すると見られているが、レーダーを搭載していたのかどうか、機能していたのかどうかも不明。
人の命を軽視する中国では、あちこちで自動運転の試験走行が行われているといい、完全自動運転車の導入も中国が速くなる可能性もある。ただ、肝心要の安全性は別だろうが・・・。

アメリカ西部のアリゾナ州で歩行者が自動運転で走行中の車にはねられて死亡した事故を受けて、アリゾナ州の知事は、事故を起こした配車大手のウーバーによる公道での試験走行を今後認めない方針を明らかにした。
アリゾナ州の州都、フェニックス近郊で今月18日の夜、道路を横断していた女性が配車大手のウーバーによる自動運転の車にはねられて死亡した。

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車は公道での試験走行中で、アメリカのメディアは自動運転の車による初の歩行者の死亡事故だと伝え、警察が事故当時の映像を公開し、NTSB=国家運輸安全委員会などとともに原因究明を進めている。

これについてアリゾナ州のデューシー知事は26日、ウーバーのコスロシャヒCEOに書簡を送り、公開された映像で自動運転の安全対策が十分でないことが確認できたして、今後、ウーバーによる公道での試験走行を認めない方針を伝えた。

アリゾナ州は、自動運転で走行する車も一般車と変わらないとして自動運転の規制を設けておらず、多くの企業が公道で試験走行している。

ウーバーは事故のあと、アリゾナ州だけでなくカリフォルニア州やペンシルベニア州で行っている試験走行についてもいったん中断しているが、アリゾナ州の判断を受けてほかの州がどう対応するか注目される。
 また、ほかのメーカーは当事故を受け、試験走行を停止しているが、今後、各州当局がどう対応するかも不明。
トラックの自動運転など進めているウーバーの一般市道での自動運転車のテストが、今後、大きく出遅れることになる。

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[ 2018年3月27日 ]

 

 

 

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