アイコン 米アップル MACも自社製半導体投入へ インテル打撃か 「カラマタ(Kalamata)」計画

 

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米アップルがパソコン「Mac」に搭載する半導体について、インテル製を止め、自社製の半導体に切り替えることを計画していると、ブルームバーグが2日関係筋の情報として報じた。自社製への切り替えは早ければ2020年に開始するという。
ブルームバーグによると、アップルは自社製品の統合性を高める広範な戦略の一環として、コードネーム「カラマタ(Kalamata)」の下、同計画を推進。ただ、計画はまだ初期段階にあるという。

アップルは2005年からパソコンにインテル製半導体を搭載している。
マックによるアップルの業績への寄与度はさほど大きくない。昨年のマック販売台数は1920万台で、同社の2017年度売上高に占める比率は11%にとどまっている。ただ、スマホの台頭でラップトップやデスクトップパソコンの販売が落ち込む中で、マックの売り上げは昨年4%の伸びを記録している。

アップルは現在、「アイフォーン」や「アイパッド」、「アップルウオッチ」、「アップルTV」は全て、アップルが設計し英ARMホールディングス(ソフトバンク傘下)の技術に基づくメインプロセッサーを使用している。マックに搭載のチップも自社製に移行すれば、アップルはインテル製半導体の計画に左右されずに自社のスケジュールで新機種を発表できる。
以上、ブルームバーグほか参照

アップルは、柱のスマホなどが大きく伸びない時代に突入しており、今後、利益の最大化を進める可能性がある。
アップルはまだ任期もあるトランプの圧力に負け、米国内で自社生産する可能性もあるが、台湾企業に製造を依頼する可能性が高い。

 

[ 2018年4月 3日 ]

 

 

 

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