アイコン 38ノースは韓国政府下請機関 韓国政府の圧力で所長交代か 支援打ち切り圧力

 

 

北朝鮮分析サイト「38ノース」が最近、韓国の提灯記事が多くなったと前回記載したが、何と38ノースには韓国政府の補助金=工作資金が投入されていたことがわかった。
韓国に従北の文政権が誕生し、38ノースの発表は北朝鮮に対してマイナス、頭にきた韓国のドンとなった文在寅・文正仁氏らは、これまで支援し続けてきた支援打ち切りを決定したという。

38ノースは、米ジョンズホプキンス大学のポール・H・ニッツェ高等国際関係大学院米韓研究所(USKI/所長ク・ジェフ)のプログラムであり、米国務省の元職員ジョエル・S・ウィットとUSKIアシスタント・ディレクターのジェニー・タウンによって管理されている。

今では、北朝鮮の核施設や核実験施設・ミサイル発射施設・潜水艦施設などの衛星写真をもとに分析、評価記事を発信し続けている機関として、世界にその存在を知らしめている。韓国政府の対外経済政策研究院(KIEP)は2006年から毎年、USKIに20億ウォン(約2億円)前後の支援を行ってきた。ところが、今般、文政権が、予算の使い方が不透明という理由などをつけ、支援中止を決定した。

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韓国のKIEPは特に職制廃止を要求したとされるUSKIアシスタント・ディレクター(予算担当)兼「38ノース」プロデューサーのジェニー・タウンが4月5日、フェイスブックを通して「私は電子メールを消しはしなかった。一勝負してみよう」と強く反発している。

ワシントンの外交関係者や韓国政界からは、KIEPとその監督機関たる首相傘下の経済・人文社会研究会が、予算支援を継続する条件としてク・ジェフェUSKIディレクターの交代を強く要求したという話が出ている。

韓国野党は、「現政権が、海外シンクタンクの保守関係者に対する手入れを始めたらしい」と疑惑を提起している。
経済・人文社会研究会は昨年9月、KIEPの現場点検を行った後、11月にKIEPはUSKIに対して事業改善を要求する書信を送った。
その後、経済・人文社会研究会の事務総長とKIEP副院長がそれぞれロバート・ガルーチUSKI理事長およびジョンズホプキンス大学高等国際関係大学院(SAIS)の院長と相次いで面会し、事業改善案を話し合った。
この過程でKIEPは、「予算の使い方や訪問研究者の選抜などの透明性を高め、ク・ジェフェ所長を交代させるべき」と要求した。

KIEPは、理事長と所長の任期を2年にして、新所長を任命する際にはKIEP院長と事前に協議することも要求した。
USKIの関係者は、「(韓国の)KIEPが望む人物を所長の椅子に座らせろ、という話だった」と語った。

しかし、ジョンズホプキンス大学側は今年2月、「ク所長を交代させる理由を見いだし得ない」として拒否した。

USKIに対しては、2012年の韓国第19代国会のときから「予算執行や事業運営が不透明」という指摘が提起されていた。
当時、新政治民主連合の金起式議員(現・金融監督院長)は「年間20億ウォンを超える予算が支援されているのに、決算報告もきちんと受け取っていない」と批判した。
だがUSKI側は「寄付者の側から大学研究所の会計結果をいちいち報告せよというのは、米国の慣行に合わない」と反発。

しかし、昨年は「予算・決算の透明性を高めよという要求に誠実に応じたい」として会計結果をKIEP側に提出した。

韓国政界からは、「ク所長交代が現政権の本当の狙いではないか」という声が上がっている。
保守系の最大野党「自由韓国党」のある政務委員は「ク所長は、ジョンズホプキンス大学に訪問研究員として来ていた李在五元議員など旧与党の人物と親交が厚いといわれ、現与党では、ク所長は不適当という話が広まった」と語った。

ク所長は、KIEPの退陣要求に対し「休みを取るという形で退きたい」という意向を表明したという。

しかしKIEP側は、研究所の予算担当アシスタント・ディレクターのポストまでなくせと要求した。ガルーチ理事長などが反発し、折り合いが付けられないという。

ある関係者は「ガルーチ理事長は、KIEPの態度にかなりいら立っている」と語った。

これに関して、USKIの業務に詳しいある人物は、「経済・人文社会研究会とKIEPの関係者が、大統領府の一部の人物を挙げて、これらの人物の強硬な立場のせいでク所長の交代なしに事態解決は難しいという趣旨の話をした」と語った。

KIEPも、先月29日の理事会で議決した「USKI事業改善措置」案で「ク所長交代が実現しない状態で改革を担保するのは困難」とした。

ワシントンのある消息筋は「現与党に近い在米の元教授の名前が、新所長候補として挙がっている」と語った。
以上、

韓国の文在寅とその代理人文正仁は、38ノースを廃止させるか、管理運営を金正恩に任せたいのだろうか。
USKI・38ノースにしても場違いな韓国の提灯記事を掲載するなど、その品質レベルは韓国車並になっている。
今後、38ノースの運営方針が大きく変更され、検閲され、見るに耐えないものになるのだろう。
元々、韓国の政府機関から高額寄付を受けた38ノース、プロパガンダに利用される運命を発足時から有しているようだ。

異例な38ノースによる河野外相発言に対する反論記事、
韓国文政権の38ノースに対する圧力により、反論記事を掲載したのだろうか。

河野外相の核実験トンネル施設発言に瑕疵があったのも事実、しかし、寧辺の核実験施設での変数は38ノースも認めている。河野外相もその後、修正しているが前の発言は消えない。河野外相は親の後光で初めて重責閣僚に任命され、何か前のめりになっていることも歪めない。
結果、河野外相の発言への38ノース反論は、韓国政府の指示か韓国政府を忖度した38ノースの記事のようだ。(38ノースはこれまで各国政府要人の発言にいちいち反応しない中立的な事実だけを伝える機関であった)
 

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[ 2018年4月 6日 ]

 

 

 

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