アイコン リベンジポルノ 約7億円の損害賠償判決/米国

 

 

元交際相手の男性にヌード写真やビデオをばらまかれたとして被害者の女性が損害賠償を求めていた裁判で、米カリフォルニア州の裁判所は10日までに、男性に対し、645万ドル(約6億9000万円)の損害賠償を女性に支払うよう命じる判決を言い渡した。

女性側の弁護士によると、一般の人がリベンジポルノの被害者になったケースで言い渡された賠償金としては、過去2番目の額になるという。被告の男性は出廷しなかった。

訴えによると、男性は交際相手だった女性のヌード写真やビデオをインターネットで拡散させたとされる。女性は男性に著作権を侵害され、加害目的のなりすましやストーカー行為などの被害に遭ったとして、損害賠償を求めて2014年に提訴した。

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<男性を起訴取り下げ・ネット通信会社も過酷な要求>
男性については2014年に刑事事件としての捜査も行われたが、2年前に検察が起訴を取り下げていた。

民事裁判で原告の女性は、インターネットに掲載された自分のヌード写真を削除させるため、自分の胸部の著作権登録を強いられていた。

問題の写真は男性と交際していた当時、自分から男性に送っていたことから、男性が同意を得て入手したとみなされ、女性が著作権を登録しない限り、インターネットから削除させることが難しかった。

判決では、著作権侵害に対して45万ドル、女性が被った精神的苦痛に対して300万ドル、懲罰的損害賠償として300万ドルの支払いを命じた。

リベンジポルノを巡る一般人への賠償金は、シアトルのカップルに対して昨春に言い渡された890万ドルが過去最高となっている。
以上、CNN参照

男性社会の日本、リベンジポルノの損害賠償請求訴訟の判決での賠償金はすずめの涙ほど、裁判費用と裁判に拘束され、晒される時間が異常に長く割に合わないのが現実となっている。女性裁判官でさえ懲罰的な判決を言い渡さない現実も横たわっている。
米国でも基本男性社会ということでは変わらないが、女性の要所での進出が多い分だけ先んじている。ただ、米国では人種問題もあり複雑にさせている。
逆に女性の方に男性優位の保守的な傾向が強い面もある。

 

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[ 2018年4月10日 ]

 

 

 

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