アイコン 韓国・THAAD基地への工事資材搬入保留、道路封鎖団体と国防部合意

 

 

韓国南部の慶尚北道・星州にある米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」基地の施設工事のため資材や装備を搬入しようとした国防部と、これに反対して座り込みなどを行った市民団体や地元住民らが12日、搬入をひとまず保留とすることで劇的に合意した。

国防部はこの日、トレーラーで基地内のブルドーザーやフォークリフトなどを運び出し、続けて兵士らの滞在施設の漏水工事や水道設備の補強のための資材をダンプカーで運び込む予定だった。

THAADの配備に反対する市民団体や地元住民らは、THAAD装備の補強工事などを行う恐れがあるとして、基地への資材搬入に反発していた。

警察は午前、約3000人を動員し、基地の入り口付近で搬入に反対する住民らの強制排除を試みたが、市民団体のメンバーや住民ら150人ほどが「暴力警察は引っ込め」などと叫んで抵抗。もみあいが起きた。

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警察は正午に強制排除を中止し、住民側と国防部はそれから2時間ほど話し合った末、トレーラー12台のみを基地に入れて昨年11月に搬入したブルドーザーなどを運び出し、ダンプカーの搬入はひとまず見合わせることで折り合った。

国防部は、今週末までは工事用装備・資材の搬入を行わず、住民側と対話を続ける方針を示した。

在韓米軍は、黄大統領代行時代の昨年4月、基地にレーダーや発射台2基を搬入。5月文政権になり、追加搬入を保留していたが、文在寅大統領が7月末、北朝鮮が弾道ミサイル実験を繰り返すことに激怒、追加搬入を承認して昨年9月に発射台4基を追加搬入し、臨時配備を終えた。 
敷地の一般環境影響評価を経て、最終的な配備の可否を決める方針。

だが、地元住民らが基地の入り口周辺を封鎖し、基地への通行ができない状態で、約1年かかるとされる環境影響評価も始まっていない。
以上、聨合ニュース参考

従北労組やロウソク民心団体らは基地進入道路を封鎖・検閲しており、また、政権も警察もそれを容認し、電力供給の送電線工事など行えない状態が続いている。

文政権は、現行のTHAAD配備はあくまで臨時配備とし、米朝会談で北が核廃絶に動けば、即刻、THAADの撤去を米軍側に要請するものと見られる。

中国の思惑通りに撤去されれば、晴れて中国による韓国に対する貿易制裁やロッテ制裁・観光制裁などが解除される。

昨年4月、中国習は米トランプに対して、韓国含む朝鮮は過去500年もの間、中国の属国であったと、韓国の属国復帰は当然との考え方を示していた。
南シナ海の九段線内領有化もこうした中国・習の考え方で貫かれている。
親中従北の文政権が、中国の胸に飛び込んでくることを、習はじぃっと待っている。
 

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[ 2018年4月13日 ]

 

 

 

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