大朋建設(株)(富山)/破産開始決定
土木工事の大朋建設(株)(富山県高岡市下牧野3403、代表:林政彦)は4月23日、申請処理を本多利光弁護士(電話0766-22-9161)に一任して、富山地裁高岡支部において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、武島直子弁護士(電話0766-54-6120)が選任されている。
負債額は約3億5千万円。
同社は平成16年5月設立の土木工事業者。官庁工事や土木や建築工事会社からの下請け工事を受注し、平成27年7月期には4億円以上の売上高を計上していた。しかし、採算性を悪化させ、選別受注を強化したものの、受注減少から債務超過に陥り、借入負担も大きく、先行きの改善が見込めない見通しから今回の事態に至った。
大朋建設(株)の財務内容と業績 平成29年7月期/千円 |
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流動資産 |
304,905 |
流動負債 |
278,998 |
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固定負債 |
117,599 |
固定資産 |
52,155 |
自己資本 |
-39,537 |
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(資本金) |
10,000 |
総資産 |
357,060 |
負債+資本 |
357,060 |
売上高 |
粗利益 |
経常利益 |
自己資本率 |
244,401 |
41,812 |
-6,803 |
債務超過 |
・土木工事ほか |