アイコン 日韓通貨スワップの議論は慰安婦像撤去が前提

 

 

一瞬にしてコロコロ変わる日本政府、変わらぬのは北朝鮮への圧力継続、日本は賠償という強力なカードを有しており、北朝鮮の言葉だけで、まだ何も変わっていない現状からして変わる必要もない。

<米トランプの事情>
一方で11月の中間選挙を控え人気取り・支持率アップに必死になっている米トランプ。それはそうだろう、中間選挙で共和党が敗北すれば、トランプはレイムダック状態に陥り、向こう2年間、我流画策の政策執行が困難を極める。そのため、共和党では米朝会談で北の核廃絶合意に至ればトランプをノーベル賞に推薦しようという運動まで開始している。
これまでの北朝鮮とのやり取りにおいて、トランプのパフォーマンスを知り尽くした文大統領に至っては「トランプ大統領にノーベル賞を、韓国に平和を」と述べるなど天才的なゴマ摺り手法を採り、国内向けにも支持率アップの好印象をバラ撒いている。

貿易制裁まで受けているアメリカに100%コミットしている日本政府は、蚊帳の外と揶揄され、水面下で北朝鮮と接触を図っていると弱気な発言も目立つようになった。韓国紙は挙って北朝鮮ルートを韓国政府に依存していると報じている。

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<韓国との関係は慰安婦合意におけるその完全履行が前提>
ただ、国際法のウィーン条約違反の漢城の日本大使館前や釜山の日本総領事館前の慰安婦像、すでに既成事実化してしまったかのようだ。
今度は計算づくに、徴用工像を引っ張り出させ、一方で、警官3千人を動員して撤退させたかと思いきや、日本大使館前の歩道30メートル先にちゃんと設置させている。マッチポンプだ。

韓国政府としては、日本政府に対してパフォーマンスを見せ付け、文政権は支援団体かつ反日勢力をも満足させる結果を得ている。

<日本の足もとを見た韓国>
こうした動きに呼応したかのように、日韓スワップの再協定の動きをとり始めた韓国中央銀行である。
アメリカに100%依拠した自主独立性のない日本の外交がもたらした結果でもあろうが、そうしたパフォーマンスを日本に見せつけ、挙句、日本政府に対する今回の再協定具申は見え透いている。
韓国政府はスワップ協定が欲しければゾッコンの米トランプにはかるべきだろう。いくら間違っても国際法に違反し身も糺さずして日本を相手にすべきではない。

ましてや竹島海域では、日本を仮想敵国に海軍や空軍を総動員して、軍事訓練を実施し続けている現実もある。
通貨スワップのような韓国の利にはなっても日本の利には100%ならない契約はなすべきではない。

大前提が韓国政府の慰安婦問題の日韓合意履行。大使館・領事館前の慰安婦像の設置については、韓国では、国際法違反という言葉さえ政府も全マスメディアも使用していない現実がある。

<日本に対し国際法も無視したままの韓国>
韓国政府は、今や世界の政治の中心軸にいると錯覚し日本を見下しており、日本は冷徹にことの成り行きを見届け、日韓合意に基づき慰安婦問題を韓国政府自身に解決させ、大使館や総領事館前から撤去させない限り、日韓スワップの再協定や日韓漁業協定など1ミリたりとも動かすべきではない。
結果次第では、南北融和の材料に南北ともに反日姿勢を強める可能性すらある。
1、国際法違反の対馬仏像も拉致したままの韓国、
2、国際法違反の慰安婦像と徴用工像、
3、日本領の竹島の不法占拠と日本を仮想敵国にした大規模軍事訓練
4、日本にほとんど利のない漁業協定、これまで大量漁獲の違反や網の不法投棄をし続けた韓国。

<漁業協定交渉の前提は極悪人李承晩による仕打ちの謝罪が必要だ>
ましてや極悪人李承晩がかつてに描いた李承晩ラインにより、西日本一帯の漁船の多くが拿捕され抑留され、漁船は没収され、死者まで出したが、その謝罪の一言もこれまでの韓国政府は行わず、日本のEEZ内での漁獲だけを求め続けている。

弱腰の日本ならば、韓国に屈し再び協定を締結するであろうが、韓国漁船の違法な乱獲により日本の漁獲量が激減したズワイカニも、再び取り捲り、韓国政府は独島カニに変身させ、トランプにでも提供することだろう。
意思だけでも強くなれ日本政府。

<戦後制裁を続ける韓国政府>やはり解決するには千年必要なようだ。
韓国ロウソク民心に依拠した文政権、ロウソク民心が反日姿勢を是正させない限り、日韓の門戸はこれ以上開かないと見るべきだ。
ましてや、韓流ドラマが日本(NHKやTV東京など)で復活したとニュースにさえ取り上げる韓国報道機関、一方、日本文化流入を制限し続けている韓国の現実。
(韓国公共TV-KBSでは、韓国のK-POPグループが歌う歌詞に日本語の擬音らしき「ピカッ」が瞬間的に入っているだけで放送禁止にしている。これが、韓国政府が日本に対する戦後制裁を続けている現状だ。)

<北朝鮮ルートは韓国を利用すべきではない>
韓国側の日本に対する垣根はエベレストのように立ちはだかり、時の政権が最大限それを利用している。日本は危険を冒してまで、そうしたエベレストに登る必要はまったくない。
韓国政府に迎合すれば100%利用されるだけ利用されるのがオチだ。
外交は常にフィフティフィフティの関係が求められる。アメリカに対しても韓国に対しても一緒だ。

日本の北朝鮮に対する賠償金カードさえ、遠の昔に韓国政府に支払った問題であり、原則、支払う義務も必要性もない。

日本政府は、周囲に惑わされず、カッカもせず、東南アジアの一連の動きの一環と見、冷徹に事の成り行きを見届け、日本の利を最大化させた判断が求められよう。
特に拉致問題解決に向けた北朝鮮ルートの再構築と接触は、利害関係を最大限に利用してくる韓国政府に求めるべきではなく、これまでのように親日のモンゴル政府に求めるべきだ。
現在、モンゴル大統領の日本担当外交顧問および大統領特別大使に朝青龍が就任している。

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[ 2018年5月 8日 ]

 

 

 

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