アイコン イスラエルのシリアへのミサイル攻撃考察 後盾にトランプ合衆国

 

 

イスラエルは戦争に飢えているようだ。
イスラエルはイランを敵視しており、イランがシリアに軍を派遣していることから、特にシリアのイラン駐留陣地を攻撃しているとされるが、そればかりではなさそうだ。

サウジアラビアとエジプトは、イスラエルと国交を有し、イランを敵視している。
イスラエルがシリアを攻撃し中東情勢が不安定になればなるほど、原油価格が値上がりし、サウジが目論む80ドル~100ドルまで値上がりする。

米トランプは、口ではサウジがいつまでも減産し意図的に原油価格を吊り上げていると批判しているが、中東情勢を悪化させたのはトランプ自身のアメリカ合衆国でもある。

イスラム教の聖地でもあるエルサレムにトランプは大使館を移設させ、イスラム教×ユダヤ教の対立を煽っている。
それも個人的な、娘婿が敬虔なユダヤ教徒・娘も改宗してユダヤ教徒、娘可愛さにイスラエルが望んでいた大使館移転を実行した。そうした娘夫婦はホワイトハウスの主要スタッフでもある。

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米トランプを後ろ盾にしたイスラエルは、その動きをより過激にしている。

こうして、イスラエルがシリアのイラン軍を攻撃すれば、中東情勢悪化によりサウジが喜ぶ構図になっている。

米トランプは8日イランとの核合意から離脱した。イラン・英・仏・独は合意を継続する。
それだけでも米が大産油国のイランを攻撃する可能性が増加するとして、原油価格は値上がりしている。
ただ、トランプは、合意離脱に伴う新たな制裁は3ヶ月猶予、さらに猶予をもう3ヶ月伸ばすことも可能としている。
トランプ合衆国はすでに世界を経済力を背景にした制裁により支配しようとしている。

<宗派対立(1)>
イスラム教シーア派:イラン、イラク、シリア、イエメン・フーシ派
イスラム教スンニ派:サウジはじめ残る中東・北アフリカはスンニ派、イエメン政権派

<宗派対立(2)>
イエメン・フーシ派:イラン支援
イエメン・政権派:サウジを中心に湾岸諸国支援
何事もヒフティヒフティで動かなければ、窮鼠トランプ噛む事態が起こりうる。

追、
安倍首相夫妻は中東訪問中、イスラエルでネタニヤフ首相主催の晩餐会が催された。しかし、現地メディアが取り上げてくれず、ネタニヤフ首相自ら報道機関に注文をつけたそうだ。唯一報道したメディアは、デェザートの器が靴型であり、賓客に対し失礼だと批判する記事を掲載したそうだ。

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[ 2018年5月 9日 ]

 

 

 

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