アイコン ノーベル賞の天野浩教授 窒化ガリウム半導体の量産化に目途

 

 

窒化ガリウム(GaN)半導体の既存半導体との優位性

1、熱伝導率が大きく放熱性に優れている
2、高温での動作が可能
3、電子の飽和速度が大きい
4、絶縁破壊電圧が高い

ノーベル賞受賞の名古屋大学・天野浩教授は16日、青色発光ダイオード(LED)の素材で省エネルギー効果に優れた半導体の実用化にめどをつけたことを明らかにした。

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耐久性など技術的な課題を解決できたことで、2022~25年ごろの実用化を目指して低コスト化などの研究を進める。

窒化ガリウムはパワー半導体などに応用すると、従来の半導体に比べて10%以上の省エネ化を実現できる。ただ、半導体にする際の歩留まりが悪いなど実用化に課題があった。

天野教授らは、結晶作成時にできる欠陥に注目。その中でも特に耐久性を下げるものを特定、こうした欠陥ができない手法を開発。実用化の大きな障壁となっていた問題を解決した。
天野教授は、「今後稼働する名大のクリーンルームで開発した技術を導入して確かめたい」と述べ、実用化に自信を示した。
当研究開発は、名古屋大学と物質・材料研究機構および名城大学が参画している。

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[ 2018年5月16日 ]

 

 

 

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