アイコン 米ハワイ島 キラウエア溶岩・海到達で危険な「レイズ」発生 塩酸ガス

 

 

米ハワイ州当局は21日、ハワイ島のキラウエア火山から噴出した溶岩が太平洋岸に達し、「レイズ」と呼ばれる危険な煙が発生しているとして警告を発した。

米地質調査所(USGS)は20日、2つの溶岩流が「一晩のうちに(ハワイ島)南東部プナ(Puna)地区沿岸の海に到達した」と発表した。

高温の溶岩が水に接触すると、「レイズ」と呼ばれる酸性煙が発生する。USGSによると「この煙は塩酸ガスと蒸気、さらに火山性のガラス微粒子が混ざったもので非常に刺激が強い」という。

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さらに「2000年の噴火の際には溶岩が海に達し、海水と接触してまもなく、熱い腐食性ガスの混合物により隣接地域で2人が死亡している」とUSGSは警告している。

 キラウエア火山は、粘度が低く流れやすい玄武岩(SiO2)質の溶岩を噴出させている。

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[ 2018年5月22日 ]

 

 

 

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