アイコン 米ペンス副大統領の発言 北朝鮮激怒 そりゃ怒るわ ガタフィのようになると

 

 

北朝鮮外務省の崔善姫外務次官は24日、来月に予定される米朝首脳会談で米政府を手玉に取ろうとするのは「大きな過ち」だと北朝鮮側に警告したマイク・ペンス米副大統領の発言について、「無知でばかげている」と厳しく非難し、会談を中止する可能性に言及した。

ペンス副大統領は21日、トランプが信頼できるニュース社として上げるメディア王がオーナーの米FOXニュースとのインタビューで、金正恩朝鮮労働党委員長に向け、来月シンガポールで開催予定の米朝首脳会談で「トランプ米大統領を手玉に取れると考えるのは大きな過ちになる」と述べた。
さらに、リビアの最高指導者だった故ムアマル・カダフィ大佐が、核開発計画の放棄に同意した数年後に反体制派の蜂起で殺害されたことに言及し、北朝鮮も同じ命運をたどる可能性があると指摘した。
(反体制派の蜂起などガタフィ政権は簡単に鎮圧できたが、米軍らの大規模空爆と反体制派への武器供給によりガタフィ独裁政権は壊滅した)

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この発言について崔氏は、北朝鮮国営の朝鮮中央通信を通じ、「米副大統領の口からそのような無知でばかげた発言が飛び出すとは、驚きを隠せない」との声明を発表した。
「抑制の利いていない、厚かましい発言だ」と激しく非難した上で、「米国が同じ席に着くことを望まないのなら、わが国は対話を懇願することも、わざわざ説得することもしない」と述べ、米朝首脳会談の再考を金委員長に進言する可能性に言及した。
以上、AFP参照

トランプを筆頭に目立ちがり屋が多いのもトランプ政権の特徴。水面下で北と交渉しながら、副大統領が今、発言する内容ではないだろう。統率がまったく取れていないようだ。
それでなくとも、米トランプが北の核廃絶と引き換えに金正恩体制を保証するという合意さえ、簡単に破る可能性すら、現在のアメリカ合衆国の政権担当者らにはある。北朝鮮が怒るのも理解できるというものだ。

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[ 2018年5月24日 ]

 

 

 

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