アイコン 米朝会談中止で北朝鮮談話発表

 

 

北朝鮮の金桂官第1外務次官は25日、「朝鮮半島と人類の平和と安定のためにすべてを尽くそうとするわれわれの目標と意志には変わりがなく、われわれは常に大胆かつ開かれた心で米国側に時間と機会を与える用意がある」と述べた。
24日にトランプ米大統領が6月12日に予定されていた米朝首脳会談の中止を発表したことを受け、談話を発表したと朝鮮中央通信が伝えた。

金氏は、「会って、ひとさじ目で腹が満たされることはないだろうが、一つずつでも段階ごとに解決していくならば、今より関係が良くなりこそすれ、悪くなることがあろうかということくらいは、米国も熟考してみなければならない」と述べた。
さらに、「われわれはいつ、どのような方式であれ、対座して問題を解決していく用意があることを、米国側に今一度明らかにする」と呼びかけた。

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 金氏は、「委任により」談話を発表した。これは金正恩国務委員長(朝鮮労働党委員長)の意向が盛り込まれていることを意味する。
以上、

トランプは23日には、会談を中止するかどうかは、今週シンガポールで行われる事前協議の結果、来週決定すると発表していたが、北朝鮮側の米ペンス副大統領の発言に対する北朝鮮の態度に激昂し、24日の中止発言になったものと見られる。24日現在、双方とも事前協議の高官たちをシンガポールへ向かわせていた。

 結局、会談も双方どちらが主導権を握るかのせめぎ合い、結果、中止となったが、中止も交渉の一つのトランプ流交渉術であろうか。
 双方の変数は、考えも及ばない指数を醸し出す可能性がある。良しも悪しも。

<トランプ>
I have decided to terminate the planned Summit in Singapore on June 12th. While many things can happen and a great opportunity lies ahead potentially, I believe that this is a tremendous setback for North Korea and indeed a setback for the world...
 

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[ 2018年5月25日 ]

 

 

 

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