4月の鉱工業生産指数 3ヶ月連続増加 自動車大幅増
経産省が発表した4月の鉱工業生産指数(速報値)は、平成22年を100とした指数で104.4となり、前月を0.3%上回り、3ヶ月連続して前月を上回った。自動車の生産が大幅に伸びたことが主な要因。
北米向けの自動車の輸出が好調で自動車やエンジンの生産が大幅に伸びたほか、スマホに使う液晶パネルを製造する装置の生産も増加したことによるもの。
先行きについて、主な製造業では5月の生産は0.3%上昇するものの、6月は▲0.8%低下すると見ている。
経産省では、在庫水準が高いことで、4月中旬以降は生産に少しブレーキがかかった。先行きは慎重にみる必要があるとしている。
以上、
スポンサード リンク
アメリカで自動車が売れている兆候はなく、米トランプの輸入自動車+部品に対する232条制裁を察知して輸出しまくっているのだろうか。
米国の2018年4月の自動車販売台数は、公表しなくなったGMを除き▲5.3%、今年累計でも▲0.1%減となっている。2017年通期も▲1.8%減だった。
アメリカ自動車市場
|
||||
2018年
|
4月
|
本年累計
|
||
|
台数
|
前年比
|
台数
|
前年比
|
トヨタ
|
192,348
|
-4.7%
|
764,381
|
4.1%
|
ホンダ
|
125,701
|
-9.2%
|
488,192
|
-3.1%
|
日産
|
87,764
|
-28.1%
|
503,767
|
-6.5%
|
スバル
|
53,170
|
1.5%
|
202,873
|
3.2%
|
マツダ
|
23,056
|
-4.6%
|
107,051
|
14.8%
|
三菱
|
7,990
|
-4.6%
|
43,762
|
16.6%
|
スポンサード リンク
[ 2018年5月31日 ]