アイコン 伊香保温泉老舗「千明仁泉亭」火災 1502年創業 徳冨蘆花の定宿

 

 

6月5日午後9時ごろ、群馬県渋川市の伊香保温泉にある老舗旅館「千明仁泉亭」(ちぎらじんせんてい)で火災があった。「建物が燃えている。消火器で消火を試みたが失敗した」と消防に通報があったという。
当旅館敷地内にある建物の2階部分から出火、その火が旅館に燃え移ったという。24人の宿泊客などは避難、70代女性一人が煙を吸い、病院に搬送された。

火災は10時半ころには火の勢いはおさまり、発生から2時間後の午後11時過ぎに鎮火した。

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「千明仁泉亭」は創業500年
当旅館のホームページによると、群馬県渋川市伊香保町伊香保45の伊香保温泉街、石段の湯の東側にある旅館「千明仁泉亭」は、創業1502年(文亀2年)から500年超の歴史がある。
明治の文豪、徳冨蘆花(熊本県水俣村出身)がかつて定宿にしていて、小説「不如帰」の冒頭を飾っているため、それぞれの客室に小説を置く趣向を凝らしている。
当旅館の建物は、大正時代に建築された建物を昭和時代に一部改築、さらに平成14年に一部改築し、大正時代、昭和時代、平成時代の建物が一体となっている。
本館客室30室、別館客室4室の構成。

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[ 2018年6月 6日 ]

 

 

 

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