バス事業者一考を 福岡のエフェクト 運転手の異常知らせるシステム開発
3月には京都でバスの運転手が運転中に気を失い、乗客がサイドブレーキでバスを止めたニュースや、6月3日には富山県南砺市の東海北陸道下り線で観光バス運転手が運転中に気を失い、乗客3人がバスを止めた報道がなされていた。大事故になるところだった。
ソフトウエア開発などのエフェクト(福岡市)はあらゆるものがネットにつながる「IoT」技術を活用し、運転手の体調不良を早期に検知して事故予防につなげるシステムを開発した。
運転席近くに体温や心拍数などを計測するセンサー機器を設置し、通信回路を使い異常を管理者に知らせる。低容量の3G通信でやり取りするため、通信料は毎月100円程度に抑えられるのが特徴。
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開発したシステムは来年6月までに事業者向けに販売を目指す。
国交省は、走行中の運転手の体調が急変したことによる交通事故が相次いでいるとして、先進的な装置を活用した防止策の検討を始めた。「ドライバー異常時対応システム」と呼ばれる現在開発中の技術で、運転手が意識を失うと自動でブレーキがかかる仕組み。
しかし、まだ開発中であり、完成したとしてもシステムが搭載されたバスやトラック・自動車だけになるまでには相当な年数を要する。
社名
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株式会社エフェクト
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本社地
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福岡市博多区博多駅南2丁目1-5
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博多サンシティビル5F
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TEL
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(092)409-1723
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設立
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2012年4月
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代表
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代表取締役 光安淳
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資本金
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1000万円
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売上高
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1億6千万円( 2017年度実績)
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従業員
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19名( 2018年4月現在 )
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[ 2018年6月 6日 ]