アイコン 「どのみち死ぬ」発言のケリー・サドラー特別補佐官を更迭 トランプ政権

 

 

悪性脳腫瘍で闘病中のジョン・マケイン上院議員を笑いものにした「どのみち死ぬ」発言が明るみに出て批判を浴びていたトランプ政権の広報担当者、ケリー・サドラー特別補佐官が、ひっそりとホワイトハウスを去っていたことが分かったとCNNが報じた。

ホワイトハウス第一副報道官を務めるシャー副補佐官が5日、声明文で「サドラー氏はもう大統領府に勤務していない」と明言した。

ケリー・サドラー特別補佐官が、マケイン氏は中央情報局(CIA)長官候補の指名に異議を唱えていたことについて、マケイン氏は「どのみち死ぬ」から関係ないなどと語っていた。

ホワイトハウス内部では、スタッフの「誰がリークしたのか」という「犯人捜し」に躍起になっているという。
サドラー自身が広報担当スタッフによるリークを疑い、スタッフたちの目の前でトランプ大統領に訴えるなど、ホワイトハウスは険悪な雰囲気に陥っていたという。

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また、この2週間、サドラー氏の処遇をめぐる作戦会議が続いていた。ホワイトハウス以外の機関へ転属させる案も出たとされるが、同氏が実際に異動したのか、あるいは政権から完全に去ったのかは明らかでない。

スタッフからは、会議での発言がいつ流出するか分からない状況を嘆く声も上がった。流出防止の措置が予定されているのかどうかは明らかでない。
以上、CNN参照

口は災いの元。

マケイン氏は軍OB、父親もイージス艦に名を残す高級軍人、共和党上院議員で上院軍事委員長、トランプ氏とは折が合わず、トランプ氏の政策を批判してきた。
これに対して、トランプは、マケイン氏について「真の戦士」ではないと、マカイン氏がベトナム戦争で長期間捕虜(5年間)になっていたことを侮辱する発言を行ったりしていた。
マケイン氏は、自らの葬儀にトランプ氏の出席を断り、弔辞もブッシュ元大統領に依頼している。
トランプ政権にとっては、民主党と拮抗する上院にあり、マケイン氏は嫌われ者になっていた。

マケイン氏は昨年5月末に、上院軍事委員長として、昨年5月9日に大統領に就任した文在寅氏に面会を求め、5月中旬に予約を入れたが、文在寅らは1週間以上通知を放置し、マケイン氏側は激怒、韓国へ行く時間はないと、訪問を自ら断った経緯がある。

文在寅は5月31日には、インドネシアのメガワティ元大統領(親中派、ジョコ大統領の出身母体闘争民主党の党首)と1日中会っており、金正恩と会える段取りをメガワティに依頼し、快諾を得ていた。
文在寅は、韓国を守り続けた同盟国の上院軍事委員長より親中派のメガワティ女史の方を優先したとされる。当然、その後、メガワティからの返事はない。

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[ 2018年6月 6日 ]

 

 

 

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