アイコン 米国務省 医療チームを中国・広州の米領事館に派遣 音響兵器使用疑惑

 

 

米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は6日、キューバと中国に駐在する米外交官に、音に関連した原因不明の病気が相次いでいる問題で、米国務省が中国で異常な音を聞いてから体調を壊した外交官をさらに少なくとも2人退避させたと報じた。

NYTによると、医療チームが外交職員やその家族を検査するため中国・広州の米国総領事館に赴いているという。

国務省がこれまでに明らかにしているところによると、キューバで24人の米政府職員とその家族が、また中国で職員1人が、この不可解な病気の症状に苦しんでいる。症状や臨床所見は脳振とうおよび軽度外傷性脳損傷に関連したものと似ているという。
以上、

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米国務省は、調査と対策のため専門家による作業部会を発足させている。
音響兵器は米軍も当然持ち、鹿対策などで市販もされている。

<音響攻撃>
音響攻撃「ブルーノート」、PCのスピーカやPCの近くに置かれたスピーカからある種の音を流すだけで、PCを使用不能な状態にできるという。
音波を投射することにより対象物を破壊、あるいは対人において戦闘能力を奪うことを目的とする音響兵器もある。
海上自衛隊は、ソマリア沖に派遣している護衛艦が、海賊対策として音響兵器を不審船に照射し撃退している。銃撃せず撃退できる。
通常の音響兵器は射程50mから300メートルくらいまで。ただ、長距離音響兵器になると3キロまで到達するという。

大使館・領事館などの公館に全周波数帯の記録装置でも置いておかなければ、音響兵器の調査チームを現場に派遣したところで、相手が音響兵器を使用しなければわからない。キューバでも米チームが派遣されたが、結局わからぬままとなっている。ただ、被害の実態は専門家の医療チームで原因などの判断はできよう。
キューバ政府も米国調査チームと一緒に調査に乗り出していたことから、他国の者が使用した可能性も指摘されている。

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[ 2018年6月 7日 ]

 

 

 

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