アイコン 長崎新幹線FGT断念 「フル規格」か「ミニ新幹線」7月までに決定

 

 

与党の検討委員会は8日の会合で、2022年開業予定の九州新幹線長崎ルート(=長崎新幹線)について、「フリーゲージトレイン」の導入を事実上断念するとともに、全線を新幹線とする「フル規格」などで整備する際には、佐賀県の負担を減らす方向で、調整する方針を確認した。

九州新幹線の長崎ルートをめぐっては、国交省が今年3月に「フル規格」にすると収支効果などがもっとも高いという試算を出し、長崎県とJR九州がフル規格を要望する一方、佐賀県は財政負担などを理由に反対している。

こうした中、8日、九州新幹線長崎ルートについての与党の検討委員会が非公開で開かれた。終了後、山本幸三委員長は記者団に、開発が遅れている「フリーゲージトレイン」の導入を事実上断念した上で、「フル規格」や、在来線の線路を使う「ミニ新幹線」で整備する際には、佐賀県の負担額を県の試算よりも減らす方向で、長崎県やJR九州と調整する方針を明らかにした。

その上で、今後、改めて検討委員会から佐賀県側に費用負担の方針を示すとしている。
また、山本委員長は今年7月までをメドに結論を出す方針には変更はないことを重ねて示した。
以上、

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JR九州は今年3月のダイヤ改正で、在来線の長崎本線の特急電車の本数を減らした。
フル規格にしろ、ミニにしろ、長崎新幹線の開通は、観光客を大幅に増やす必要がある。
長崎は観光エネルギーが必要。
幸いにも今年、世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」登録が濃厚になっている。
も一つは、まだ実現は先だが、ハウステンボスにガシノを誘致することだろうか。

カジノは、大阪はチンクソの関係で決定、30年以降各地に開発することから、当初設置できる3地は絶対成功させる必要があり、横浜も決定だろう。
残る地は、政治力で決めるか、成功確率の高い地を選定するか。地域からの選定になる可能性が高く、北海道か九州となる。天才商売人であるハウステンボス澤田社長、すでに水中カジノ構想を発表するなど外せないだろう。

世界遺産+カジノ+NHK大河ドラマの効果で長崎新幹線の収支を早期に黒字に持っていく必要がある。

観光庁の資料によると2017年度(17/4~18/3)の旅行業者の取扱高は、
国内旅行の総取扱高は0.4%増の3兆4,190億円の微増。ビジネス客の飛行機・列車の切符なども含まれている。
インバウンド効果がマスメディアで取り上げられるが、訪日客の国内旅行の取扱高は12.1%増の2,240億円と2桁増となっている。
ただ、いくら好調の訪日観光でも、その取り扱い規模の現実は、国内旅行者の取扱高の10%未満でしかない。
訪日観光客に浮かれず、国内旅行者の取り込みが旅行関係業には必要。

2017年度の旅行業者の国内募集型企画旅行の取扱高は、前年比▲1.4%減の1兆0,624億円、人数は▲2.8%減の3,407万人と▲約100万人減少している。
消費不況の影響を受けているようだ。

フリーゲージトレイン
画像:東洋経済

 

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[ 2018年6月 9日 ]

 

 

 

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