スメーブジャパン(株)(宮城)/破産開始決定 ベンチャー企業
微細藻ナンノクロロプシスの培養・サプリ開発のスメーブジャパン(株)(宮城県仙台市青葉区大町2-1-7、代表:原芳道)は6月11日、仙台地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、玉山直美弁護士(電話022-227-6167)が選任されている。
負債額は約4億5千万円。
同社は平成21年7月設立の微細藻ナンノクロロプシス培養およびサプリメント開発販売会社。同社が扱うイスラエルで調達されるナンノクロロプシスにはオメガ3、植物性EPAやDHAが多く含まれており、営業展開しだいではビッグになったと見られる。
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しかし、安易に商社などに販売ルートを依存したことから、販売不振が続き、赤字経営が定着していた。
同社は釜石市に培養プラントを建設に当たり、各種補助金や助成金を受け、また、賞も数々受賞していた。
技術者にありがちな営業とのギャップをスタッフで埋められなかったようだ。
プラントもあり、誰か引き継ぐものがいないのだろうか。超格安で設備一式が交渉しだいで手に入ると見られるが・・・、原芳道氏を従業員として雇用すれば生産ノウハウは維持できるのだが・・・。
社名
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スメーブジャパン株式会社
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本社・プラント
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宮城県石巻市十八成浜清崎山 1-21
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登記本店
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宮城県仙台市青葉区大町 2-1-7
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代表者名
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原 芳道
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払込資本金
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226,760,000円(2016年5月1日現在)
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設立
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2009年7月30日
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事業内容
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●イスラエル/米国の技術をライセンス・インした微細藻の培養・販売
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●微細藻を利用した薬品・食品・飼料の開発・生産
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●火力発電設備から排出されるCO2を利用した微細藻の培養 とバイオエネルギーへの転換 技術の開発
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●微細藻培養事業の全国展開(エンジニアリングベース)
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[ 2018年6月13日 ]