アイコン 最新レーダー「LMSSR」で朝鮮半島全域監視 中国大連・青島も監視へ

 

 

自衛隊は、新たなミサイル防衛(MD)システム「イージス・アショア」に。探知距離1000キロ以上の最新レーダーを米国ロッキード・マーチン社の最新レーダー「LMSSR」を配備し、朝鮮半島全域を監視強化する。

レーダー「LMSSR」は、日本海に面した秋田県と山口県の自衛隊基地に配備する予定で進められている。

LMSSRは、米国がアラスカ州に建設中の弾道ミサイル迎撃レーダーと全く同じ技術を利用していて、探知距離が1000キロを上回る。

海上自衛隊のイージス艦に搭載されているレーダー「SPY1」と比べ、2倍以上の距離を探知できる。
高高度防衛ミサイル(THAAD)のレーダー(有効探知距離600-800キロ)より性能が優れている。

イージス・アショアは、海上のイージス艦のミサイル迎撃システムを地上に適用したもので、現在米軍が欧州に実戦配備予定。

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政府は昨年、北朝鮮が核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)級のミサイル発射で緊張をあおったことを受け、米トランプの兵器外交もあり、イージス・アショアの導入を決定している。
運用開始は2023年を予定している。

4月27日の南北首脳会談、6月12日の米朝首脳会談で、北朝鮮は非核化に合意したものの、北朝鮮の弾道ミサイルを巡る交渉は不透明、中国のミサイルの脅威は引き続き増大しているという理由から、政府のイージス・アショア配備計画は継続される。

<監視域の都市名>
萩市から中国丹東市(北朝鮮国境の町)まで直線距離882キロ
萩市から中国通化市ミサイル基地まで950キロ
萩市から中国大連市ミサイル基地まで1010キロ
萩市から中国青島市まで1018キロ
萩市から平壌まで717キロ
秋田市から元山市(北朝鮮日本海側)まで1090キロ
秋田市からウラジオストックまで778キロ

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[ 2018年7月 4日 ]

 

 

 

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