アイコン アシアナ航空機今度は機内食で最大5時間遅れ 25便に影響 給食会社契約切れか

 

 

仁川国際空港から出発予定だったアシアナ航空の国際線飛行機が7月1日、機内食の搭載が間に合わず相次いで遅延し、多数の乗客が影響を受けた。

仁川空港公社は同日午前9時05分、中国・重慶に向かう予定だったアシアナ航空の旅客機など、午後5時の時点で25便が遅延していると発表した。
同公社によると、アシアナ航空以外の他の航空機に遅延などの影響はないという。

アシアナ航空は本来、1日から、欧州の機内食専門ケータリング企業、ゲートグルメ・コリア(GGK)から機内食を調達することになっていた。しかし、今年3月、建設中だったGGKの工場で火災が発生したため、韓国国内の別の企業から臨時で3ヶ月だけ機内食を調達することにしていた。 乗客の話を総合すると、最大5時間以上遅れた便もあったようだ。

この企業は、これまで、外国国籍の航空会社に1日約3000人分の機内食を供給してきた。アシアナ航空が1日に必要な機内食は2万5000人分。

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アシアナ航空の関係者は「生産能力には問題がないが、飛行機までの輸送過程に問題が生じた」と説明した。
以上、

依頼した機内食会社が3千人のキャパだったとしても、これまで遅延もなく供給してきたことから、別の問題が発生したと見られる。1日に必要な機内食が2万5000人だとしても、系列会社のこれまでの工場でほとんどが製造されているものと見られる。
製造依頼先とは3ヶ月間の契約、火災にあったグループの機内食会社の新工場も既に完成しているものと見られるが、新工場との切り替えが旨く行かなかった可能性がある。
急遽、既契約会社に依頼しても契約期限切れ、もしくは契約延長交渉がもつれ、契約会社は製造しなかったものと見られる。
製造された機内食が、輸送過程で5時間以上も遅れる理由はどこにもない。

アシアナ機は、
駐機中の飛行機に、5月14日トルコの空港で、6月26日金浦空港で立て続けに接触事故を起こし、4機とも破損し、大規模修理が必要になっている。

アシアナ航空は錦湖グループ(運輸・航空・石油化学事業が現在の核)、錦湖グループの錦湖(=クムホ)タイヤは、錦湖グループの経営不振から、2009年に民事再生申請、結局中国企業に売却されている。
韓国では大韓航空に次ぐ航空会社であるが、サンフランシスコ空港では雨の中、着陸オーバーランした事故が記憶に残る。
韓国の航空会社は、財閥グループであり、財閥企業全体の経営状況を把握することが必要となっている。ほかの企業が経営不振ならば、アシアナの経営にも影響する。

石油関係は、原油高、中国勢の台頭、貿易戦争もあり、石油製品の輸出市場は厳しい局面にある。中国は今年3月韓国含む各国からの輸入フェノール(プラスチック製造に必要な石油化学品)に対してアンチダンピング調査に入っている。
大韓航空にしてもアシアナにしても大丈夫かいなぁと思うのは記者だけだろうか。

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[ 2018年7月 2日 ]

 

 

 

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