アイコン 韓国 国連安保理違反 北朝鮮産石炭をロシアから迂回輸入

 

 

文在寅政権は、学生や参与連帯などロウソク民心隊により親中従北政権として昨年5月誕生した。核爆弾を抱える金正恩を力強くハグしたい文在寅氏である。

国連安全保障理事会による北朝鮮制裁決議により取引が全面的に禁止されている北朝鮮産石炭9156トンが、昨年10月、ロシア産と偽って韓国に輸入されていた事実が17日までに分かったと朝鮮日報が報じている。

当時、韓国政府は、当時問題の石炭について「北朝鮮産の可能性が高い」との情報を入手していたが、輸入を止めることはしなかった。
問題の石炭を輸入した韓国企業に対しても関税庁が「不正輸入」の疑いで10ヶ月にわたり調査を行っているが、それ以上に踏み込んだ対応はしていない。

国連安保理対北朝鮮制裁委員会の専門家パネルは、問題となっている北朝鮮産石炭の韓国流入について「(事実関係が)明らかになれば、これは安保理決議違反に相当する」と明言した。
 さらに、ロシアから北朝鮮産石炭を運搬し、安保理決議違反に関与した第三国の船舶2隻についても、韓国政府は事件当時1回検査を行っただけで、その後は追加の対応を取らなかった。

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昨年12月の新たな安保理決議によってこれらの船舶に対しては拿捕あるいは抑留の権利が韓国に与えられたにもかかわらず、それでも韓国政府は何もしなかった。
これらの船舶は、昨年末から今月初めまで24回にわたり韓国の複数の港を自由に行き来したことが本紙の取材により明らかになっている。

■韓国が安保理制裁決議違反に関与
国連安保理対北朝鮮制裁委員会専門家パネルが先日修正し公表した報告書によると、昨年8月に採択された安保理決議2371号により北朝鮮産の石炭は輸出入が全面的に禁止された。
しかし、その後、北朝鮮は第三国の船舶を使った違法な迂回輸出の手口を使い始めた。

この手口によって、北朝鮮はロシアで石炭の原産地を偽り韓国に輸出していたが、それには6隻の船舶が関与していた。
まず、北朝鮮船籍の貨物船「ルンラ2号」「ウンボン2号」「ウルチボン2号」とトーゴ船籍の貨物船「ウィウィアン」の4隻が、昨年8~9月に北朝鮮の元山港と清津港で石炭を積み、ロシア・サハリン南部のホルムスク港に向かった。

安保理制裁委員会が公表した当時の衛星写真には、これらの船舶がホルムスク港で石炭を下ろす様子がはっきりと写っていた。
その後、この埠頭からパナマ船籍の貨物船「スカイエンジェル」とシエラレオネ船籍の「リッチグローリー」が問題の石炭を運び出した。
スカイエンジェルは4156トンの石炭を積んで、昨年10月2日に仁川港に到着し、リッチグローリーは5000トン、32万5000ドル(約3700万円)相当の石炭を積んで10月11日に韓国の浦項に到着した。

韓国外交部(省)の説明によると、韓国政府は、これらの船舶が入港した直後から問題の石炭が、北朝鮮産の可能性が高いとの情報を入手していた。
ところが、石炭を輸入した韓国企業は、船舶の入港前から書類で「ロシア産」と申告し、事前の手続きをすでに終わらせていた。そのため、最終的に9156トンに上るこれらの北朝鮮産石炭は韓国に輸入されることになった。

■24回にわたり韓国を往来するも政府は放置
 北朝鮮産石炭を運搬してきた第三国の船舶をそのまま送り返した理由について韓国政府は、「昨年10月時点の安保理制裁決議の中には、制裁違反に関与した船舶を抑留するという条項がなく、また容疑もはっきりしていなかった」と説明している。

しかし、昨年末以降、これらの船舶が韓国の港に入港する際には拿捕あるいは抑留できる根拠は十分にあった。昨年12月22日に採択された安保理決議2397号には「詐欺的な海上行動」による「石炭の不正輸出」などの制裁違反行為に関与した船舶が、自国の港湾に入港した際には「拿捕、検査、抑留しなければならない」と明記されている。
しかし、韓国政府当局は何の対応も取らなかった。

韓国政府の記録によると、リッチグローリーは、昨年12月末から今年の7月6日まで仁川、釜山、平沢、光陽、木浦など韓国の主要な港に16回入港していた。
スカイエンジェルも馬山、群山、蔚山、平沢などに8回入港していた。
以上、

韓国は日本と異なり、こうした資料や機密を除く軍事情報がマスメディアに開放されている。

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[ 2018年7月18日 ]

 

 

 

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