アイコン ロシア軍艦「ドンスコイ」世紀の大発見 投資詐欺か 75億円集めたとも  積荷15兆円金塊

 

 

0725_05.jpg韓国・鬱陵島沖に沈没したロシアの軍艦「ドンスコイ」を引き揚げるとして、「シンイル・ゴールド・コイン」という仮想通貨の投資者を募っていたシンイル・グループがホームページ上から告知文を削除、経営陣を変更していたことが24日に確認された。

投資者たちは「シンイル側は投資金返却要求を無視しており、電話にも出ない」と語った。
シンイル・グループは「1905年に沈没した同号に150兆ウォン(約15兆円)相当の金塊が積み込まれている」と主張していた。

シンイル・グループ系列の「シンイル・ドンスコイ号国際取引所」は24日、同社ホームページにあった引き揚げ関連の告知文を削除した。
23日に投資に関する告知文を削除していたが、
24日にあらためて「金塊が入っていると推定される多数の箱を発見した。
26日にソウル商工会議所で記者会見を開き、全世界のメディアに知らせる」という告知文を掲載していた。

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 ホームページに氏名が掲載されていた経営陣は「ユ会長」「ホ代表取締役」だったが、同日から「ソン会長兼理事長」に変更された。
「ソン会長兼理事長」は取引所の法人登記簿謄本にはいなかった人物。

シンイル系列である(株)シンイル・グループのホームページも当初は「ユ会長」「ホ代表取締役」を経営陣として表記していた。
この時のユ会長の連絡先に電話すると、花の販売業者につながった。

しかし、シンイル・グループに関する複数の疑惑が取りざたされるや、19日にホームページを変更し、2人の氏名や投資募集に関する告知文が削除された。
この日、取引所やシンイル・グループに何度も電話をかけたがつながらなかった。
 同号に金塊があると主張していたシンイル・グループを信じ、投資した人々は同日、「顧客センターと本社にいくら電話しても誰も出ない」と言った。

コインに400万ウォン(約40万円)投資した人は「(投資を勧誘した)支店長に電話して返金してほしいと言ったが、『もともと(返金は)できない』とだけ言われた」と語った。一部投資者は先週末、「シンイル・グループ詐欺被害者の会」を発足させ、同日までに約110人が集まっている。

 「シンイル・グループはドンスコイ号の金塊をエサに今年初めから750億ウォン(約75億円)を集めていた」という話もあるが、同社側は正確な投資誘致額を明らかにしていない。
シンイル・ゴールド・コインで投資者を集めてきた取引所のホームページは今年1月に開設され、使用契約が来年1月5日までとなっている。

ホームページのドメインを登録した際、最も短い1年間の契約をしたということ。
投資被害者たちは「シンイル・グループ関係者は最初から短期間のうちに投資をできるだけ募って逃走する計画を立てていたのではないか」との疑念を抱いている。

経過、
韓国建設・海運業者のシニルグループが「宝船」として知られているロシア巡洋艦ドンスコイ号を慶尚北道鬱陵沖で発見したと7月17日明らかにした。
シニルグループ側は「今月15日、鬱陵邑苧洞里から1.3キロメートル離れた水深434メートル地点で船体にロシア文字でドンスコイと書かれた沈没船を発見した」と説明した。
ドンスコイ号は、ロシアのバルト艦隊所属の1級装甲巡洋艦で、1905年日露戦争に参戦し、鬱陵島付近で日本軍の攻撃を受けた。激しい攻撃で船を奪われる危機に直面したことで艦船指揮部が沈没を指示し、海底に沈められた。
ドンスコイ号には金貨や金塊5000箱など150兆ウォン(約15兆)規模の宝物が積載されていると伝えられて関心を集めてきた。今回の発見は沈没から113年となる。
以上、

113年も経過しているのに、文字がよく見えるものだ。
韓国発のドンスコイ号発見ニュースは、南北会談同様、全世界に配信されている。

 

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[ 2018年7月25日 ]

 

 

 

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