アイコン 追報:靴下「ピンキーベル」辻商(株)(奈良)/自己破産申請 (株)スタジオ・ポアック/民事再生申請

 

 

辻商(株)(奈良県磯城郡田原本町八尾624-1、代表:辻本憲之)と関連で持株会社の(株)TSBホールディングス(同、同)は8月24日、申請処理を山内邦昭弁護士(電話06-6208-1500)ほかに一任して、大阪地方裁判所へ自己破産申請した。
負債額は、辻商は約34億円、TSBホールディングスは約30億円。

また、関連で卸を担当していた(株)スタジオ・ポアック(大阪市天王寺区上本町6-9-10、代表:同)は同日、申請処理を野上昌樹弁護士(電話06-6208-1500)に一任して、大阪地方裁判所へ民事再生法の適用申請を行い、監督命令を受けた。
監督委員には、増市徹弁護士(電話06-6222-5755)が選任されている。
負債額は約16億円。

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辻商は靴下を製造するとともに「ピンキーベル」、「リセコレクション」などの靴下専門店を全国展開して販売し、平成21年7月期には約48億円の売上高を計上していた。
しかし、国の円安政策により海外からの仕入価格が急騰し、消費税増税後の消費不況もあり、競争激化、同社は売上不振に陥り、採算性も悪化させていた。同社は、これまで蓄積していた資金などで延命してきたが資金繰りが限界に達し、今回の事態に至った。

スタジオ・ポアックは仕入卸部門を担当し、法律に基づき再建も図るべく民事再生法の適用申請となった。
以上、

スタジオ・ポアックの民事再生は、売上高と親会社への売上比率が再生の鍵を握るものと見られる。

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[ 2018年8月27日 ]

 

 

 

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