アイコン 韓国ゲノム解析で済州王桜と染井吉野はまったく別物と確認 不毛な民族意識

 

 

桜はバラ科サクラ属サクラ亜属サクラ節に分類され、ヤマザクラ、オオシマザクラ、エドヒガンなどの11種の野生種があり、これらの組み合わせで、現在400以上の品種がある。

特に染井吉野は、江戸時代に江戸の染井村の植木職人がオオシマザクラ(伊豆大島や伊豆半島に多い)とエドヒガン(本州以南に広く分布する山桜)とを交配させて作った観賞用桜とされ、江戸でも桜の名所として知られていた奈良・吉野の地名を取り、「染井吉野」と名付けて植木屋が販売したとされる。

何でも世界一、何でも期限は韓国だと主張する韓国の人たち、それを裏付けも取らず積極的に報道する中央日報紙(韓国第2位の新聞社)という韓国の構図。

日本に数ある桜の木の単なる一品種である染井吉野(ソメイヨシノ)の起源が、済州島という主張を繰り返してきた韓国だが、韓国の研究チームがゲノム解析した結果、まったく別種であったことが判明し、認めたくなくとも認めざるを得ない結果となった。

当然、当該の研究者たちも、済州桜がソメイヨシノの起源であることを裏付けるためにゲノム解析したということは言うに及ばないだろう。

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韓国の山林庁国立樹木園(院長:イユミ)は明知大・嘉泉大チームと共同して、済州桜とソメイヨシノをゲノム解析、結果、まったく異なる別種であることが確認されたという。

ソメイヨシノ起源をめぐる論争は、ほとんど韓国によりもたらされ、1960年代に済州桜が発見されると、ソメイヨシノの起源は済州桜だと学者たちまで参戦して断定してきた。
日帝が植えた反日桜だとか、日本固有の桜ならば韓国中に戦前日本が植えた桜があり全部伐採してしまおうとか、旭日旗並みに反日の象徴として取り上げてきていた。

当然、ワシントンDC・ポトマック河畔に日本により寄贈された桜並木が、話題になるたびに、その論争に火をつけてきた。これには中国のネット民もあきれ果てる始末だった。

日本は桜そのものの起源を主張したりはしていない。交配により観賞用に昔の日本人たちが作った桜がいっぱいあることはいうまでもない。
花から咲く桜を愛で、それを楽しんでいる。ただ、それだけのこと。

昔から交流もあり、韓国起源か中国起源・韓国経由の花・木も日本にはいくらでもあろう。それが綺麗だったら、綺麗だなぁと鑑賞すればいいだけのことだ。

何故に、民族意識まで高めるのか、韓国の中央紙まで参戦し、ネット民の戯言では済まないだけにまったく意味がわからない。
今、韓国には、日本が交配させ作った桜がいろんな地に植えられていると思うが、それが住民の総意で嫌だったらすべて切ったらいいだろうし、綺麗だから花見でもして愛でたらよいし、それは今では韓国の自然の中に溶け込んだ桜であり、日本がどうの、韓国がどうのという筋合いのものでもあるまい。
一部ネット民や学者、洗脳集団ではなく、すべては、桜の木がある周辺の住民たちが選択することだろう。
済州桜が好きならば、済州桜を韓国のいろんな地に植えたら、それはそれで済州桜も喜ぶことだろう。
ソメイヨシノの寿命は30~40年がピーク、その後は衰退していく、手入れしだいで長持ちはしようが(桜切るバカ・梅切らぬバカ)。
ということで、過去韓国で植えられた桜もそろそろ寿命に達していると見られ、枯れたら済州桜に交代させたら、韓国の人たちも民族としても大満足だろう。

桜に何の罪もない。綺麗か綺麗でないかだけだぁ。
日本には彼岸桜からエゾ桜まで、南から北までいろいろな桜があり、すぐ散る桜を長期間見られるようにいろいろな種類の桜がタイムラグして咲くように植栽されている。

済州桜起源説の急先鋒であった中央日報紙も、今回のゲノム解析で、「ソメイヨシノ済州原産地説」を主張した桜祭りをいかがわしい民族主義で包装する自己欺まんはもう終わったと記載している。代案は2つ。「民族主義精神を潔癖症的に発揮して桜祭りをすべて廃止する」か、それとも「桜祭りの伝統が日本から入ったことを認めて韓国式に創造的に発展させる」かだと記載している。
中央日報紙は、済州桜を含めてよほど桜が嫌いなのか、「私たちの伝統文化と密接に関係がある花を探し、それに関連する祭りをさらに発展させる必要がある。」としている。

「一歩前進 散れば汚し 吉野の桜」ムグゲにも共通している。ムクゲを原産国として場合、中国が黙ってはいまい。
済州桜・染井吉野の論争、日本人はそれほど意識もしていないのたが・・・。
 

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[ 2018年9月15日 ]

 

 

 

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