アイコン 元、石和常磐ホテル経営の(株)湯村興産(山梨)/特別清算

 

 

皇室ご用達の元・石和常磐ホテル経営で旧・(株)常磐ホテルの(株)湯村興産(山梨県甲府市湯村2-5-21、本店登記:東京都中央区八重洲2-8-7、代表清算人:田口和幸)は9月14日、東京地方裁判所へ特別清算を申請した。

旧・(株)常磐ホテルの(株)湯村興産は、昭和4年創業の甲府市の湯村温泉郷にある和風ホテル「湯村常磐ホテル」および笛吹市の石和温泉郷にある「石和常磐ホテル」の経営会社。

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「湯村常磐ホテル」は、皇族も宿泊される山梨県を代表する高級老舗ホテルで、バブル末期の平成4年に総工費約33億円で全面改装、「石和常磐ホテル」も含め平成7年12月期には25億円以上の売上高を計上していた。

しかし、その後の官民そろって聖域なき削減により売上高の減少が続き、平成28年期には幾分回復して15億円台の売上高を計上していた。しかし、赤字解消には至らず、改装に伴う過大な借入金も経営を圧迫していたことから、金融機関等の了承の下、新(株)常磐ホテルを昨年4月に設立、旧(株)常磐ホテルの営業権を譲渡、旧(株)常磐ホテルは負債を抱え(株)湯村興産に社名変更し、その後解散を決議していた。

現在、「湯村常磐ホテル」と「石和常磐ホテル」の営業は、新(株)常磐ホテルにより継続されている。

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[ 2018年9月18日 ]

 

 

 

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