アイコン 「はやぶさ2」探査ロボを小惑星「リュウグウ」に着陸さす 「ミネルバ2―1」

 

 

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は21日、探査機「はやぶさ2」から、小型の探査ロボットを分離したと発表した。
2014年12月3日に打ち上げられた「はやぶさ2」、地球から約3億キロ離れた小惑星「リュウグウ」に着陸し、地表のデータを集める予定。

分離した探査ロボ「ミネルバ2―1」は、「A」と「B」の2機で構成され、どちらも大きさは直径18センチ、高さ7センチの円柱形で、重さは約1キロ。
重力が弱く車輪での移動が難しいため、「ミネルバ2―1」は内蔵モーターを使い、地表を跳ねて移動する。
今後、地表の画像や温度などのデータをはやぶさ2に送る。

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JAXAによると、「はやぶさ2」は高度2万メートルの上空から降下を開始し、21日の午後0時半ごろに、高度約50メートルに近づいたところで探査ロボットを小惑星に向けて予定通り分離し、「はやぶさ2」本体から切り離したことを知らせる信号が21日午後1時25分ごろに届いたという。
15~30分後に着陸するが、画像などで確認するにはしばらく時間がかかるという。

「はやぶさ2」は1年半に渡り観測を続け、2020年東京五輪に玉手箱を持って帰還する予定。

初代「はやぶさ」にも同様の探査ロボットが積まれていたが、2005年に分離に失敗して小惑星「イトカワ」には着陸できなかった。

 
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[ 2018年9月21日 ]

 

 

 

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