アイコン 中国・廃プラ輸入禁止で資源ごみ溢れる 今度は韓国へ輸出

 

 

環境省が18日発表した、中国のプラスチックごみ輸入禁止を受けた影響調査で、24.8%の自治体が処理業者に保管されている量が増加していることが分かった。
一部の自治体では保管量の基準の上限を超えるケースもあった。

 中国はリサイクル資源として海外のプラごみを利用していたが、環境汚染への懸念から昨年末に輸入禁止へ転換した。

日本国内で不法投棄は確認されなかったが、処理が追いつかない実態が浮き彫りとなった。
調査は都道府県、政令市など122自治体と605の業者を対象として、1~7月の状況を調査。102自治体と175業者が回答した。
以上、

ペットボトルの回収は、家庭では水洗いし、綺麗な状態で資源ごみとして回収されている。リサイクル業者は、それを売却して利益を出しているが、細かいチップ状にして繊維会社や化学メーカーに販売している業者もいれば、そのまま圧縮して中国へ輸出して大儲けている業者もいる。

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自治体ごとに買付業者を決定しており、決定は価格のみ。広域で買い付け中国へ輸出していたのが現実。
中国では、燃料や繊維・ぬいぐるみの綿、再生プラスチック製品などに利用されていた。

国民は、国内でリサイクルされ、全部国内で活用されていると勘違いしている人たちも多い。
中国へ販売するくらいだった、家庭で綺麗にする必要もなかろうが。

<韓国では>
韓国では、綺麗にする習慣がないまま、そのまま中国へ輸出されていた。
ところが、中国が輸入を禁じたため、日本から綺麗な廃ペットボトルが大量に流入して困っているという。
韓国のリサイクル業者では、日本から輸入すれば割高だが、綺麗なため、製品化コストが安価となり、日本の廃ペットボトルが、利益が出るという。韓国の汚い廃ペットボトルは行き場を失い、各地に積みあがっているという。

やはり、自国で消費した分は自国で再資源化して、新たなる製品として活用すべきではないだろうか。
国は、廃材をリサイクルとして再資源化し、循環させているとしているものの、実態は中国へ販売し、指定の業者にボロ儲けさせていたのが実態だ。

ただ、国内で再資源化していた業者もいるものの、高額で引き取る業者に負け、材料不足に陥り工場稼動率が大幅に悪化し利益が出せない業者や倒産した業者も多い。(再生用のチップ材にするには数億円以上の設備投資が必要)

年間で売却先を決定する自治体も守銭奴同様で、(全国で)指定された業者で、高値で購入する業者に売却している。その後のことなど知らぬ存ぜずだ(トレサビリティ)。
国民は、パッケージも剥がし、水道水(有料)と労力で綺麗な廃ペットボトルにして、資源ごみの日に出したり、資源ごみ回収所へ持って行っている。

こうした輸出を容認してきた国指定の中核団体には天下りの役人(経産省)たちがいる。
そうした国の末端行政の怠慢が、中国の輸入禁止により、行き場を失わさせている。
いずれ韓国も輸入制限し、東南アジアも輸入制限することだろう。
決して、輸入を禁止した中国の責任ではない。

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[ 2018年10月18日 ]

 

 

 

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