若々しい安倍首相 アジア欧州会議に出席
アジア欧州会議(ASEM/参加国約50ヶ国)の首脳会議が18日、ブリュッセルで開幕した。
会議では、トランプ米政権の単独行動主義を念頭に、ASEMを「多国間外交やルールに基づく秩序の礎」と位置付け、国際協調を訴える考え。
「自由で開かれた貿易を保証し、あらゆる形の保護主義と闘うと約束」することも盛り込み、保護主義に傾く米国をけん制した。
議長声明は19日の閉幕時に発表する。
北朝鮮や南シナ海の問題では、日本と中韓など関係国との間で意見の相違も見られている。
以上、報道参照
北朝鮮問題では、年内「終戦宣言」を北朝鮮と約束している韓国は、北朝鮮の核廃棄の動きにより「終戦宣言」と「制裁緩和」を中国・ロシア・北朝鮮とともに主張している。
一方、日米および欧州は、北朝鮮に核廃棄を進めさせるため、北朝鮮にまずは全核施設リストの提出を求め、次に米・国連IAEAによる廃棄スケジューの無条件承認を求め、それまでは制裁緩和は一切しない方針を貫いている。
中国覇権の象徴たる南シナ海問題では、処世術の国の韓国は中国に対して原則論に徹し、行動は一切起こさず、暗に忠誠を誓い、米・日・豪・・英・仏などと大きな隔たりを見せている。
日本も含め、欧州もアジアの国々も、小国ミャンマーのロヒンギャの人権問題には御託を並べるが、大国の中国のウイグル族に対する100万人以上の強制収用所拘束、民族・宗教大弾圧問題では、一切、面と向かって問題提起しない現実もある。
トルコでの記者殺害事件におけるトランプ大統領の、サウジの12兆円規模の武器購入の方が大事だとする発言となんら変わらない。
それにしても安倍首相はブリュッセルで生き生きとしている。先の仏マクロン大統領との対話も進んだようだ。