アイコン 文政権のロウソク民心労組が政策批判の大規模集会 21日ゼネスト呼びかけ

 

 

韓国・全国民主労働組合総連盟(民主労総)は強硬闘争中心の世界的にも有数の戦闘的労働組合=企業経済破壊労組。
文大統領の支持基盤であるロウソク民心隊主力の民主労総。

文成賢民主労総元委員長は、文政権になり経済社会労働委員会委員長という要職に付いたとたん、
1、「30年間、私なりに正義だと信じながら労働運動をしてきたが、今になってみると正義ではないこともあった。それには民労総にも責任がある」、
2、「大きな枠組みでの社会的対話を拒否するのは間違っている。「対立と確執」ではなく、「和合と共生」の労使関係を築くため、民労総は最善を尽くすべきだ」、
3、「民労総は、これまでの慣行と決別し、新たな未来に向かって行かなければならない」と批判した。
しかし、現在の民主労総にとって文成賢氏はすでに過去の人、金ミュンファン民主労総委員長にとって我が世の春、金正恩パワーも手に入れ、より先鋭化しているようだ。

スポンサード リンク

<韓国紙本文>
民主労総が10日にソウル都心で大規模集会を開き、「『ロウソク民心』に逆行する社会を止めなければならない」と主張した。
民主労総はこの日、ソウル・太平路で開かれた「(戦後の組合運動家)全泰壱烈士精神継承2018全国労働者大会」で、「現在の政局は、親財閥・親企業に後退する労働政策、失われた労働公約、清算されていない積弊に整理できる」としてこのように話した。
続けて、「文在寅政権に対する期待と要求が失望と絶望に変わっている。経済と民生問題を最低賃金引き上げのせいにした。最低賃金算入範囲拡大を含めた最低賃金法改正などは改悪だ」と主張した。

民主労総は21日に全面ストを予告した状態。
民主労総は
▽労働法改正
▽国民年金改革
▽非正規職撤廃
などを掲げている。

民主労総のキム・ミョンファン委員長は、この日「政府と国会は、資本家の要求である弾力労働制拡大を押しつけようとしている。11月の全面ストは公共部門の正規職化を子会社の雇用で解決しようとする文在寅政権に対する強力な闘争のたいまつ」と話した。

キム委員長は「文在寅政権中盤に差し掛かった今、財閥が再び自分たちの世が開かれるよう声を高めていきつつある。財閥体制の清算と司法介入勢力の処罰だけが真のロウソク社会」と主張した。

一方、この日ソウル市内各地では労働者大会を控えた事前集会が開かれた。
全国女性労組は、この日午後1時に錦湖アシアナ本社前で「2018全国女性労働者総決起大会」を開いた。参加者らは「女性労働を尊重し、労働現場で男女差別を解消しなければならない。最低賃金を保障し、子会社雇用ではなく、しっかりとした正規職転換がなされなければならない」と主張した。
全国学校非正規職労組は同じ時間、光化門交差点で学校非正規職労働者総決起大会を開いた。
このほか、金属労組、建設労働者大会、マート労組決議大会などが都心各地で開催された。
以上、

怒れる満足を知らない人たち、常に欲求不満と嫉妬心に覆われた人たち、これがろうそく民心隊の実態であろうか。

2022年まで文政権はある。
文政権は、大統領補佐官の文正仁が言うように、愛するろうそく民心隊の総意としての政権なのだろうか。当の文在寅大統領こそ、ろうそく民心こそがすべてだと勘違いしている。

しかし、現実の経済は、ろうそく民心政策により早くも行き詰まりを表面化させている。牽引する輸出企業の業績もサムスンコケたら皆コケた状態に至っている。

11月21日にはゼネストが呼びかけられている。
ストならば文政権に対するお尻ぺんぺんで済まされようが、ゼネストになれば、文政権の支持率(昨年5月就任来最高は79%、現在は54%)にも影響してこよう。

労働者の処遇改善は職あってのもの。文政権は、これまでに公共機関が正規職や臨時採用などを大量に行ってきたものの失業率は改善されず、過度な労働者優遇政策により、企業にあって耐えられず雇用そのものが剥がされている現実が横たわっている。

(直近の韓国の失業率4.0%は、15~64歳までの就業可能人口に対する就業者数で計算されているが65歳以上の就業者が非常に多く、また、短期のバイトでも就労者にカウントされることから、過度に低くなっている。ちなみに青年失業者率(15~29歳)は9.0%、しかも就職を諦めた人など含めれば20%とともされている。韓国では別途、新規就業者数の増減データでも雇用問題が取り沙汰されている)

ただ、日本のインポテンツになってしまった連合は百害あって利なし。
 

スポンサード リンク
[ 2018年11月12日 ]

 

 

 

関連記事

 

 

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産