アイコン 習主席、トランプ氏の宿舎に足運び、90日間の休戦勝ち取る/G20

 

 

習近平国家主席は1日午後、トランプ大統領の宿泊先に足を運んだ。トランプ氏にとってうれしい限り、大満足して90日間の休戦となった。
中国は追加制裁回避に向け11月、米国に対して貿易・投資につき142件の改善項目を提示した。しかし、米側は「肝心の4・5項目が抜けている」として突き放し、G20でのトップ会談に期待を寄せた。
ただ、トップ会談でもまとまることはなく、2000億ドル制裁の現行10%から1月から25%に引き上げる予定を保留し90日間の猶予措置となった。

<目先の懸案事項>
1、米企業への技術移転強要是正
2、知的財産権の保護
3、非関税障壁の是正
4、サイバー攻撃の停止
5、サービスと農業分野の市場開放

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ただ、米側は折り合ったとしても2千億ドル分の製品への関税(現行10%)を撤回するのか、25%に引き上げないものの10%のまま維持するのか言及していない。
米国にしても、鼻薬の減税効果は来年下半期にも息切れすることが予想され、中国とこじれてばかりいられない事情もある。
中国にしても、すでに経済指標も悪化しつつあり、証券債権の金融不安が忍び寄っている。そのことは、最大の原油輸入国であるだけに如実に原油価格(WTI価格は11月末50ドル台)に現れているといえる。

中国が低迷すれば、米国がいくら保護貿易主義だとしてもその影響は、直接・間接大きく受ける。
中国に対しても、当局が進出企業に堂々と技術移転を迫ったりしており、技術は、裏金出して買うもの、盗人するもの、強奪するものと勘違いを続けている。決して、欧米はじめ先進国は断じて容認することはできない。
以上、日経新聞参照。

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[ 2018年12月 3日 ]

 

 

 

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