アイコン スーパー玉出の創業者の前田容疑者 飛田の売春料亭に跡地貸付

 

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大阪市西成区の売春歓楽街「飛田新地」で売春に使われた料亭の賃料を暴力団側から受け取ったとして、組織犯罪処罰法違反の疑いで12月3日逮捕された「スーパー玉出」創業者、前田託次容疑者(74)が、料亭開業時、同業者で作る組合へ自らあいさつに訪れていたことが関係者への取材で分かった。
大阪府警は前田容疑者が売春の舞台となった料亭開業に深く関与したとみて調べている。

前田容疑者は、今年3~5月、売春の売り上げと知りながら料亭「銀河」(閉店)の賃料計135万円をスーパー玉出の口座に振り込ませた疑いで逮捕された。

料亭経営者らで作る「飛田新地料理組合」の関係者によると、この料亭は閉店したスーパーの跡地に建てられ、2014年6月に開業した。
前田容疑者は開業前、組合事務所を自ら訪れ、「店を始める」と組合幹部らに挨拶したという。

料亭の土地・建物は、(当時)スーパー玉出や関連会社が所有していた。料亭からは月45万円の賃料が別の不動産会社を経由して同社の口座に振り込まれ、賃料総額は2018年4月までの4年間で約2000万円だった。

府警は5月、料亭の女性従業員を売春目的で客にあっせんしたとして売春防止法違反容疑で指定暴力団山口組直系幹部(65)や内縁の妻(55)らを逮捕。実質経営者だった妻は調べに、この幹部の口利きで跡地に料亭が建てられたと供述しているという。

前田託次容疑者は、今年7月に「スーパー玉出」(47店舗)を約46億円で新設の(株)フライフィッシュ(大阪市)に売却、新会社はアイセの代表取締役を務める湯本正基氏が代表者となっている。新会社の筆頭株主である東京の不動産会社の株式会社アイセ・リアリティーの代表取締役を務める伊勢彦信氏は、イセ食品(埼玉の鶏卵大手)の代表取締役会長を兼ねている。すでに前田容疑者と「スーパー玉出」の関係はなくなっている。

以上、
大阪にはこうした売春街がまだ残っているが、府警が時々取り締まるのは指定暴力団などが介在する案件のみのようだ。そうでなければ、ピンク色した街灯の飛田・九条松島などの街並みの風情はない。
前田容疑者も公的に黙認されている売春街で、売春料亭用の不動産を貸し付けるのに、リスクは感じてなかったものと見られる。繁華街や遊楽街にド派手な看板で店舗展開してきたスーパー玉出、経営者の前田容疑者はその筋の人たちかどうかは知り尽くしていたと見られるが・・・。
府警も、たまにソープランドや売春小屋を摘発する職務もあり、今回は前田容疑者の物件が対象となったようだ。

[ 2018年12月 4日 ]

 

 

 

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