アイコン パイオニア 臨時株主総会で香港ファンドに身売り決議へ

 

 

パイオニアは事業継続するには、資金の限界があり、身売りして再建に取り組むとして、来る2019年1月25日(金曜日)午前10時30分から、臨時株主総会を住友不動
産秋葉原ビルベルサール秋葉原 2階ホールで開催する。

1、パイオニアには、香港の投資ファンドベアリング・プライベート・エクイティ・アジア(BPEA)による770億円の出資が実行される。
そして、パイオニアの事業運営に必要不可欠な運転資金が確保され、資金繰りの懸念が解消され、また、BPEAの経営支援を得ることで、パイオニアの事業運営を安定させることができる。
2、パイオニア株を保有する株主の株式は、BPEAがその全てを取得し、株主には1株当たり66.1円(総額 約250億円)の金銭が支払われる。
3、パイオニアはBPEAの完全子会社となり、上場廃止となる。
なお、上場廃止のタイミングは2019年3月末、株主への金銭支払いは2019年5月以降を予定している。(ただし、競争法上の許認可取得の時期等により、変更の可能性がある)。

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パイオニアは、BPEAによる770億円の出資が行われない場合、現預金残高は2020年3月期第2四半期末において▲100億円規模のマイナスとなり、事業継続が困難となる懸念がある。

以上、

パイオニアは映像へ進み、巨額投資のプラズマTVへの進出が命取りになった。そのエネルギーを別の部門へ振り向ける才覚がなかったのだろう。日本製ダイナミックスピーカーのパイオニアであろうが、パイオニアであり続けるには、世界に価値ある新製品を生み出すしかない。時の流れも速くなり、音響は廃れ、核になる事業技術を新規に創り上げるのはなかなか難しい時代となっている。
マニアックではない高級大衆指向の音響製品で一時はSONYを超えていた。

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[ 2019年1月 7日 ]

 

 

 

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